2019年5月14日
学校に導入したPC・タブレットの「有効利用」「活用管理」に必要なもの
【PR】~Windows PC・タブレット運用管理ソリューション・富士通“future瞬快V3”~
教育機関向け運用管理ソリューション「future瞬快」
富士通の瞬快シリーズは、累計430万ライセンスを達成している教育分野におけるシェアNo1の運用管理ソリューションです。「future瞬快」は、2015年の提供開始以来261ユーザーに合計約13万ライセンスの販売実績があります。「瞬快」と「future瞬快」の違いは、「瞬快」はPC教室など固定して利用するPCが対象なのに対し、「future瞬快」は移動して利用するPC・タブレットが対象だということです。
その「future瞬快」から新バーションがリリースされました。旧バージョンで評判のよい「デュアルリフレッシュ」や「かんたんリカバリ」といった機能をベースに、ユーザーから要望の多かった機能を強化。学校現場におけるICT活用課題を解決するために新機能を実装し、より快適なICT活用を支援できる製品となっています。
future瞬快V3の新機能
●利用情報収集
●お知らせ(通知機能)
●スケジューラー
<利用情報収集>
教育現場へのICT導入の課題の1つに、利用実態が見えないことが上げられます。教育委員会から各学校へ利用実態調査のアンケートをお願いしても、時間がかかる上に正確なデータの収集が困難です。
「利用情報収集」では、PC名などの基本データから、稼動時間、アプリケーション名と利用回数等が自動収集でき、簡単に確認できるため、作業の負担が軽減できます。さらに、学校、利用者、機器単位で利用状況を比較表示ができ、正確な実態把握が可能です。これらのデータを基に稼働率が高い学校の活用方法を他の学校に横展開したり、逆に低い学校の課題を見つけて支援したりと全体の底上げを図る活動が可能となります。
<お知らせ(通知機能)>
ICTを利用した授業で多いトラブルとして、ネットワーク接続エラーや端末のバッテリーが切れてしまい「使えない」ことが挙げられます。このようなトラブルが発生すると、円滑な授業進行が困難になります。
「お知らせ」ではこれらのトラブルに対して、ネットワーク状態・バッテリー残量を画面にアラートとして大きく表示します。それらの状況を生徒が見てもわかりやすく表示することで、トラブル発生時の混乱を予防します。
<スケジューラー>
タブレットに定期作業のスケジュールを設定するだけで、スケジュールに沿って指定時刻にタスクが自動実行されます。また、Windows Updateとも連携しており、毎月の「品質更新プログラム(QU)」の自動運用を支援、結果の確認もコンソール上で可能なため、作業がスムーズに行えます。
さらに、PC ・タブレット未使用時間帯に一括でリモート端末診断を実行し、診断結果のメール通知機能で端末のハードトラブルをいち早く把握することを可能にしました。
future瞬快V3の既存機能の強化
●導入展開時のPXE起動設定の一斉ON/OFF切替(※1)
●「リモート端末診断」に「履歴管理」を追加(※2)
●「かんたんリカバリ」USBハードディスクの「複製機能」を追加
(※1:富士通PCの指定機種のみ、※2:富士通ARROWS Tabの指定機種のみ)
これらの機能により、導入展開やメンテナンス作業の更なる効率化を支援します。
future瞬快の特長
これまで新バージョンでの新機能、機能強化を紹介してきましたが、そもそもfuture瞬快の特長とはどういうものか見てみます。
現在の整備状況では、いわゆるPC・タブレットの「共有」をしている学校が多くなっています。1人1台なら問題はありませんが、「共有」をしていることで様々な問題が発生します。まず、利用者も教科も単元も、使うソフトやアプリも異なるのに皆で使い回しているうちに、PC・タブレットの中身がカオス状態になってしまうこと。それを避けるためには使う度に「環境の復元」をしなければなりませんが、僅かな休み時間に40台ものPCの不要なデータを削除したり、再設定を行うのは大変な労力が必要となります。つまり、簡単且つ短時間で「環境の復元」をする仕組みを準備しておくことが重要です。
<デュアルリフレッシュ>
運用管理ソリューションに求められる最初の第1歩は、PC・タブレットの正常な環境を維持することです。PC・タブレットを活用した授業のスタートは、決められた画面からです。前の授業で必要なアイコンが消されたり、保存したファイルが画面に溢れていたら授業を始めることは出来ません。
future瞬快では、再起動するだけでディスク全体を自動的に元の正常な環境に復元する「環境復元」に加えて「簡易復元」を標準で搭載しています。「簡易復元」は利用者が壁紙の変更やアイコンを削除したり、タスクバーやスタートメニューを変更してもWindowsにサインインし直すだけで元の設定した状態に高速に復元できます。出来る限り起動を早くしたい、再起動の回数を減らしたいといった意向のある教育委員会・学校で有効です。
「環境復元」と「簡易復元」はどちらか一方または同時利用ができ、運用開始後の設定変更も可能です。
<環境切替>
future瞬快には、授業内容に応じて画面回りを変更する「環境切替」機能も搭載されています。体育等の特別授業では、必要なアプリに絞ってアイコンを拡大して、配置する等の工夫をすることが有効ですが、future瞬快では先生用のPC・タブレットで授業名を選択するだけで、児童生徒の画面を瞬時に変更できます。
<かんたんリカバリ>
メンテナンスでよく利用されているのは、「かんたんリカバリ」機能です。PC・タブレットをUSBハードディスクから簡単操作で復旧することができます。ディスクイメージのリカバリ後にタブレット個別のネットワーク情報を自動設定します。
Windows10の大型のアップデートである「機能更新プログラム(FU)」をPC・タブレットに展開する際にも有効です。
<その他の主な機能>
・モニタリング&遠隔操作
先生端末で生徒画面を一覧表示でき、リアルタイムで生徒端末の状況が確認できます。さらに、先生端末から画面ロックや画面転送等をはじめとしたあらゆる操作を遠隔で行うことが可能です。
・かんたんサインイン
サインインの時、生徒が自らパスワードを入れることなく「学年・組・名前」を選択するだけで、生徒に紐づいた情報でサインインができます。
future瞬快は、学校現場のICT利活用における課題を解決し、飛躍的に利便性を高めることを目指して進化し続けていくという。“ICTの安心・安全・快適利用”はfuture瞬快が担っていくようです。
****
ICT教育の環境整備は、2020年度を目前にしたこれからが正念場です。PC教室に固定されたデスクトップPCから、普通教室でも特別教室でも体育館でも校庭でも使えるPC・タブレットの整備へ。今後整備を検討している自治体はもちろん導入が進んでいる自治体でも、適切な運用・管理がなければ「ICT教育」のメリットを謳歌することが出来ません。21世紀に相応しい新しい学習指導要領実現のための「授業改善」や「学び改革」に向け、すべての自治体・学校でICTが有効活用されるため、PC・タブレット運用管理ソリューションの役割を見直してみて下さい。
関連URL
最新ニュース
- AI型教材「キュビナ」、久喜市の教育ダッシュボードへ学習データを連携(2025年1月15日)
- 日本発「10代のデジタルエチケット」プログラム、スウェーデン公立高が導入(2025年1月15日)
- 母子モ、母子手帳アプリ「母子モ」が埼玉県白岡市で提供開始(2025年1月15日)
- 「教育・学習アプリ」、起動回数は1日平均2.5回 =フラー調べ=(2025年1月15日)
- 岡山大学、「次世代AIと医学の可能性シンポジウム」28日開催(2025年1月15日)
- 兵庫県立大学、高校生&保護者向けのスペシャルコンテンツを公開(2025年1月15日)
- 近畿大学、findの落とし物検索サービス「落とし物クラウドfind」を導入(2025年1月15日)
- セガと筑波大学、「MDA人材育成戦略パートナーシップ協定」を締結(2025年1月15日)
- Hakuhodo DY ONE、「ゼロワングランドスラム2024」日本一の小学生プログラマー決定(2025年1月15日)
- NIJIN、中学教師向けオンラインセミナー「世界を変える教育とは」24日開催(2025年1月15日)