2014年8月11日
文科省/タブレット倍増もPC1台当たり人数変わりなく ICT教育の実態
タブレット端末の配備台数は増加しているものの、教育用コンピュータ1台当たりの児童生徒数は変わらない。文部科学省は8日、初等中等教育のICT教育の実態を把握するため、2013年度に実施した「学校における教育の情報化の実態等に関する調査」の速報値を公表した。
「学校における教育の情報化の実態等に関する調査」は、全国の全公立学校の小中高等学校、中等教育学校、特別支援学校を対象に、ICT環境の整備状況、教員のICT活用指導力を調査した。基準日は2014年3月1日現在。
公立学校へのタブレット端末の配備台数は、2013年の3万6285台から、2014年は7万2685台と、1年で2倍以上増加。しかし、タブレット端末を含む教育用コンピュータ1台当たりの児童生徒数は、2013年も2014年も6.5台と変化はなかった。
都道府県別に、教育用コンピュータ1台当たりの児童生徒数を見ると、トップは佐賀県の4.3人で、最低は埼玉件の8.4人。
デジタル教科書の整備は、2013年の全国平均値が32.5%、2014年が平均値37.3%と5ポイント近く伸びた。都道府県別では、ここでも86.1%の佐賀県がトップという結果になった。
教員のICT活用指導力は、「教材研究・指導の準備・評価などにICTを活用する能力」「授業中にICTを活用して指導する能力」など5項目全てが伸びている。しかし、ICT活用指導力の項目に関連した研修を、約7割の教員が受講していない。都道府県別では、トップの佐賀県では教員の99.9%が受講しているのに対して、最低の岩手では11.4%と、自治体によってばらつきがあることが分かった。
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