2013年4月2日
佐賀県教育庁/2013年度教育の基本方針 ICT予算は約16億
佐賀県教育庁は1日、2013年度「佐賀県教育の基本方針」を発表した。
基本方針は、「確かな学力を育む教育の推進」「豊かな心を育む教育の推進」「健やかな体を育む教育の推進」「時代のニーズに対応した教育の推進」「教育活動を支える環境の整備」「文化財の保護」の6つ施策を柱としている。
ICT教育の分野では、「確かな学力を育む教育の推進」での学習環境の整備充実の項目で少人数授業やティームティーチングによるきめ細かな指導、ICTを利活用した効果的な教育が実現できるよう、学習環境の整備・充実を図る、とある。
取り組み方針ではICT利活用教育環境の整備・充実の項目で「 情報化推進リーダーを養成するとともに、リーダーを中心とした全教職員に対する研修の充実を図り、より教育効果が高まるよう、ICTを利活用した教授法の工夫・改善に取り組む」としている。
また、「時代のニーズに対応した教育の推進」では、ICT利活用教育の推進や児童生徒の学力向上の達成に向け、全県規模で先進的ICT利活用教育推進事業に取り組むとある。
取り組み方針では「ICT利活用教育の推進」と題して、児童生徒の学力向上の達成に向け、佐賀県独自のICT利活用教育である「先進的ICT利活用教育推進事業」に全県規模で取り組み、教育現場でICT機器の整備とそれを利活用した先進的な実証研究、人材育成及び新たな教育情報システムの構築を一体的に進める、としている。
県教育委員会の推進体制の強化とともに、市町や国、大学、企業等との連携、全県規模で、学習管理機能(LMS)と学習教材管理機能(LMS)及び校務管理(校務支援)機能を統合した、佐賀県独自の新たな教育情報システムの構築・運用を行う。
ICTを活用した遠隔授業は、学力向上対策以外にも、不登校や新型インフルエンザ発生時等、通常の学校や教室での学習が困難な場合の学習支援対策としても有効な手段であり、一層、実証研究を充実させる。
予算面では、「先進的ICT利活用教育推進事業3億5,417万2,000円」「先進的ICT利活用教育推進事業2億260万1,000円」「先進的ICT利活用教育推進事業(整備) 9億5,133万6,000円」「ICT利活用教育支援員配置事業(雇用基金)1億2,866万6,000円」が計上されている。
問い合わせ先
佐賀県教育庁 教育政策課
電 話:0952-25-7476
最新ニュース
- AI型教材「キュビナ」、久喜市の教育ダッシュボードへ学習データを連携(2025年1月15日)
- 日本発「10代のデジタルエチケット」プログラム、スウェーデン公立高が導入(2025年1月15日)
- 母子モ、母子手帳アプリ「母子モ」が埼玉県白岡市で提供開始(2025年1月15日)
- 「教育・学習アプリ」、起動回数は1日平均2.5回 =フラー調べ=(2025年1月15日)
- 岡山大学、「次世代AIと医学の可能性シンポジウム」28日開催(2025年1月15日)
- 兵庫県立大学、高校生&保護者向けのスペシャルコンテンツを公開(2025年1月15日)
- 近畿大学、findの落とし物検索サービス「落とし物クラウドfind」を導入(2025年1月15日)
- セガと筑波大学、「MDA人材育成戦略パートナーシップ協定」を締結(2025年1月15日)
- Hakuhodo DY ONE、「ゼロワングランドスラム2024」日本一の小学生プログラマー決定(2025年1月15日)
- NIJIN、中学教師向けオンラインセミナー「世界を変える教育とは」24日開催(2025年1月15日)