2013年6月21日
近畿大学/新入生アンケート結果で約9割がスマホ使用
近畿大学は19日、2013年度新入生6383人(農・医・工学部を除く)を対象に、入学後行ったスマートフォンとSNSの利用状況に関するアンケートの結果を発表した。
スマートフォンについては、新入生の88.2%が使用していると回答。また、最もよく利用するSNS はLINE との回答が半数を超えた。
スマートフォンの使用状況は88.2%で、大学入学時には大半の新入生がスマートフォンを保持していることが確認された。また、高校在学中から使用している割合が58.8%で、およそ6割の高校生が在学中にスマートフォンを入手、使用を開始しているという結果だった。
SNSの利用状況は、「最も利用するSNSはLINE」との回答が半分以上を占め、次にTwitter、Facebookと続いた。LINEを主たるSNSとして挙げている学生が半数以上であることからは、不特定多数とのコミュニケーションの場としてのSNS利用ではなく、友人間の連絡手段としてSNSを利用している学生像が浮かび、開放的で社会的な繋がりよりも、やや閉鎖的で知人中心のコミュニケーションを重視している学生が多いことがうかがえるとしている。
近畿大学ではこれまでも、新入生を対象に自己分析や適性診断テストを実施し、その結果をキャリア教育の推進や、学部・学科のカリキュラム検討などに活用してきた。
2014年度入試の出願完全ネット化決定や、新入生対象のFacebook ページ作成など、大学としてもWeb やSNS の活用を推進する中、スマートフォンやSNS の使用に関する調査を加えて使用状況を把握することで、さらに行き届いたサービスの提供を目指すとしている。
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