2014年3月31日
伊能社中/GoogleEarth利活用講習会の教材作りで熱気
伊能社中は29日、東京大学柴崎研究室と合同でGoogleEarthを使った講習会「地図帳×デジタル オリジナル教材でもっと楽しい授業を」を、東京大学駒場キャンパスで開催した。
参加者は、中学高校の教員、教員を目指す大学・大学院生など十数名。
伊能社中では、「電子地図」ソフトなどを利用した教材作りの講習会を開催しているが、今回はGoogleEarthを使った「簡単で、安い」オリジナル電子地図教材の作製に取り組んだ。
講習会は始めに、伊能社中の井出健人氏からGoogleEarthの「高度や表示範囲にあわせた衛星写真の閲覧」、「地球儀に写真を貼り付けて表示」、「視点を動かす、ツアー」、「ストリートビュー」や「地形断面図」などの機能紹介や使い方、ツアーの作り方など実践的な講義があった。
その後グループごとに、写真貼り付けやツアー機能を使い、実際に教材をつくる作業を体験した。教材のテーマを決めるディスカッションや教材作りの過程で参加者の熱気が高まり、作業は予定の時間を超えて行われた。
オーストラリアの気候と農業の関係をテーマに取り組んだグループは、既存データを使った地図の色分け表示や、地球儀とストリートビューを巧みに組み合わせた宇宙視点から人の視点までのツアーを作成、プレゼンテーションの構成も授業さながらの完成度で参加者を驚かせた。
伊能社中では今後も、電子地図を活用した授業、教材作りの支援を続けていくという。
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