2014年5月20日
ブリティッシュ・カウンシル/文科省の英語指導力向上事業の研修開始
ブリティッシュ・カウンシルは16日、文部科学省から英語指導力向上事業「英語教育推進リーダー中央研修」の委託を受け、英語教育指導者への研修を12日から開始したと発表した。
2014年度中に、全国合計約500人の英語教育のリーダー的立場にある教員の指導力を向上させ、その指導法を日本中の教員へ波及させるための研修モデルを構築。この研修の受講者が各地域のリーダーとなって研修を行うことで、1万人規模の教員に研修を行うことを目指すもの。
2014年度の研修対象は、各都道府県から推薦を受けた各学校段階の英語教育推進リーダー約500名(小学校200名、中学校200名、高校100名)。
研修期間を通じて、オンライン上で教材を提供し、指導力向上のために継続的なフォローを実施する。
研修参加者は、中央研修やオンライン教材で英語の指導方法などを修得し、英語力や英語指導力の向上を目指す。
中央研修修了後、各地の小学校教員や中・高校の英語担当教員、外国語指導助手約20~25人に対し、研修や授業・評価の改善のための指導・助言を行う。
文科省は、2013年12月、「グローバル化に対応した英語教育改革実施計画」を発表し、英語教育全体の抜本的充実を図ることとし、今回の連携事業はその一環となる。
研修概要
会 場:教員研修センター(茨城県つくば市)、国立オリンピック記念青少年総合センター(渋谷区)ほか
体制:研修は一回50人で25人を1グループ。各グループに対し英語講師2名が担当
実施期間:2014年5月12日(月)~2015年3月
基本スケジュール(例)
<第一回集合研修>
期間:2014年5月12日(月)~2014年5月16日(金)
内容:5日間の実践のための研修(24時間):講義、演習、英語力テスト、意識調査を実施
<授業実習>
期間:2014年5月19日(月)~
内容:研修参加者が所属校にて研修内容を反映した授業を実施
<第二回集合研修>
期間:2014年10月14日(火)~2014年10月17日(金)
内容:4~5日間の指導のための研修(24時間):講義、演習、意識調査を実施
<研修実習>
期間:11月~
内容:研修参加者が各地域で実施
その後、文部科学省から「英語教育推進リーダー」として認証
問い合わせ先
最新ニュース
- 2025年度(令和7年度)大学入学共通テスト 問題・回答速報・解説サイト情報サイト情報(ベネッセ/駿台・東進・河合塾・朝日新聞・中日進学ナビ)(2025年1月11日)
- 教育ネット、徳島県立全学校に「おたすけ学校AI」を実証導入(2025年1月10日)
- コドモン、岩手県奥州市の保育所7施設にICTサービス「CoDMON」導入(2025年1月10日)
- 約4割の学生が「5社以上」のインターンシップなどに参加 =学情調べ=(2025年1月10日)
- タイパ・コスパの高い「オンライン学習塾」が共働き家庭の支えに =オンライン指導塾そら塾調べ=(2025年1月10日)
- 受験は親にとっても大きな挑戦、受験生の負担を気遣う親が行う「見えない応援」とは =ジョンソン調べ=(2025年1月10日)
- リスキリング支援サービス「Reskilling Camp」、企業におけるリスキリング施策の実態調査(2025年1月10日)
- 社会構想大学院大学、「教育CIO養成課程」を2月に開講 ICTを活用した教育改革のリーダーを育成(2025年1月10日)
- アイディア高等学院、「個性に合わせた能力向上」をめざした教育を開始(2025年1月10日)
- 三信電気、日建学院の出席確認システムに顔認証の仕組みを導入(2025年1月10日)