2014年11月14日
近畿大学/「歩きスマホ」減少効果を学生が調査
近畿大学は12日、総合社会学部心理系専攻講師の大対 香奈子ゼミの学生6名が、スマートフォンの画面を見つめながらの歩行する「歩きスマホ」による事故防止とマナー向上の取り組みとして、東門前横断歩道での歩きスマホ減少効果について調査・考察を行い、その結果を発表した。
調査では、信号の切り替えが早く横断者が多い、東門前横断歩道での歩きスマホ行動が、立て看板の設置によって減少するかを検証。調査期間は、5月21日から7月14日まで。
まず、現状での歩きスマホ者数を把握したところ、男女合計平均53.7人だった。
注意喚起を訴えるポスターを設置すると、男女合計平均50人となり、わずかに歩きスマホ者数が減少。
次に、「実際の歩きスマホ者数を示すポスターを追加で設置」「前回よりも歩きスマホ者数が増加した場合は、増加を注意するメッセージを設置」「減少した場合は賞賛するメッセージを設置」したところ、男女合計平均が35.6人まで減少していることが分かった。
その後、全ての看板、ポスターを撤去した通常の状態での歩きスマホ者数を把握したところ、男女合計平均27人となった。
ポスターでの注意喚起や歩きスマホ者の人数を知らせることで、歩きスマホの減少につながることがわかったという。
調査概要
期 間:2014年5月21日~7月14日(土日祝除く)12時30分~50分
場 所:近畿大学東大阪キャンパス 東門前横断歩道 [大阪府東大阪市小若江3-4-1]
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