2015年6月2日
DNPと日本マイクロソフト/共同でテストのデジタル化プロジェクトを開始
大日本印刷(DNP)と日本マイクロソフトは1日、共同で学校現場のテストのデジタル化に向けたプロジェクトを開始すると発表した。
今回両社は、これまで印刷物やプリントで提供されてきた紙の小テストのデータを、広く普及している文章作成ソフト「Word」用のデータに変換し、テストのデジタル化を進める。
このプロジェクトでDNPは、教材会社や自治体が作成した大量の紙のテストやドリルを効率的にWordに変換し採点機能を簡単に付加できるシステムの構築とともに、Wordのデジタルテストに変換するサービスを提供する。
日本マイクロソフトは、DNPとともに教育ICT販売会社や教材会社と協力し、このサービスを教育委員会、教育機関などに提案する。
両社は、今年度中に東京や京都などの自治体や学校で、紙の教材をWordに変換したデジタルテストの利活用に向けた実証研究を開始。東京都内の小学校では、小学5年生向けの算数教材をはじめとする1000ページ分、京都府内の中学校では、3年生向けの3教科300ページ分の教材のWord化を行う。
その他、福岡県・神奈川・埼玉県などの小中高校約10校が教材を含めた実証を予定している。両社は、教材会社とも連携し、約3万ページの教材のWord化を行う。さらに、両社は3年間で1万校分のWord化を目指す。
またDNPが提供する記述式デジタルテストの解答分析システムと、マイクロソフトのクラウド基盤「Microsoft Azure」の機械学習プラットフォーム「Azure Machine Learning」を組み合わせ、生徒の学習データをビッグデータ化して学習予測を行い、個別指導・教材を提供するシステム・サービスの提供を目指すとしている。
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