2015年10月1日
学研エデュケーショナル/STEM型ロボットプログラミング講座を来春全国で開講
学研エデュケーショナルは1日、アーテックと協業で、 ロボットプログラミング講座「もののしくみ研究室」を制作、2016年4月開講に向けて全国の学習塾・学校等の会場選定を開始すると発表した。
グローバル化教育の必要性が叫ばれる中、初等教育段階の児童を対象に「新しいコンセプト」に基づいたSTEM型ロボットプログラミング講座を開発する。
サービスの特長としては、児童向けコンテンツの学研が、アーテックと共同で、 同社が開発したブロックロボットを使用したロボットプログラミング講座。
信号機や踏切、自動ドアなどの身近にある機器を紹介することで、メカニズムやセンシング技術、プログラミングによる制御を学び、最終的には子供たち自身がPDCAサイクルによる試行錯誤を経ながら、目的の機器を製作することができるように育成する講座だという。
独自構造により全方位への連結が可能な基本ブロックを組み合わせることで、 車輪型から歩行型のロボットやアームまで、数多くのタイプの製作が簡単かつ直観的に行える。汎用性のあるブロックを使うことでイニシャルコストが安く抑えられ、デザインの自由度も高くなっている。
マイコンはArduino互換機のStuduino。1台でサーボモーターが8個まで接続でき、複雑な二足歩行の制御も可能。プログラミング環境はScratchベースで、 視覚的にプログラミングを学べる。
テキストはSTEM教育を強く意識した内容。信号機のLEDに赤と緑色が使用されている理由、自動ドアの内側と外側のセンサーを変える理由など、大人も知らないトリビア的要素も満載。現代の複雑な機器をその本質まで掘り下げ、わかりやすく解説した上で自分の手で製作する。
サービスの概要
対象:小学校3年生~中学1年生(講座は無学年)
内容:3年間カリキュラム (ディベロッパーコース・マスターコース・イノベーターコース) 月2回90分 36ヶ月33テーマ
関連URL
最新ニュース
- CFC、「能登半島地震で被災した子どもの学び実態調査」の結果を発表(2024年11月22日)
- 親が選ぶ子どもに通わせたいプログラミング教育の条件とは? =「プロリア プログラミング」調べ=(2024年11月22日)
- ザクティ、長野県池田工業高校の遠隔臨場体験でウェアラブルカメラが活躍(2024年11月22日)
- 北九州市立大学、高校生向けテクノロジ・イノベーション教育事業「GEEKKイニシアチブ」を開始(2024年11月22日)
- ICT CONNECT21、水曜サロン 安藤昇氏「生成AIで変わる教育の未来」12月4日開催(2024年11月22日)
- 朝日出版社、デジタル・文法指導セミナー「CNN Workbook Seminar 2024」大阪・福岡で開催(2024年11月22日)
- 「未来の学習コンテンツEXPO 2024(冬期)」12月25日開催 企業の協賛案内を開始(2024年11月22日)
- キャスタリア、「ケニアの教育とICTの未来を考える特別セミナー」を開催(2024年11月22日)
- Mulabo!、小学5・6年生対象「親子でプログラミングを体験しよう!」12月横浜で開催(2024年11月22日)
- 教育プラットフォーム「Classi」、「学習トレーニング」機能内に動画を搭載(2024年11月22日)