2016年2月17日
大阪産業大が入学前教育の課題解決にMOOCを活用
大阪産業大学デザイン工学部は、日本初の大規模公開オンライン講座(MOOC)「gacco(ガッコ)」を活用した入学前教育の実施を開始した。
16日には、推薦入試で入学する予定の生徒を対象に、講義「はじめて情報システムを学ぶ学生・生徒のために」を実施。一般入試で入学が決定した生徒には、入学直後のガイダンスに同講義を実施する予定だという。
「はじめて情報システムを学ぶ学生・生徒のために」は、情報システムの基礎知識、どのような専門分野があるのか、専門分野を活かしてどのような職業に就くことができるのかを学ぶことができ、大学での4年間の学びの動機づけを行う内容になっている。
また「大学で学ぶために」という補助講座も用意されており、大学と高校の違いや大学で学ぶ意義が学習できる。
大阪産業大学では、必要な教材をMOOCとして開発することで、入学者に対する事前教育の効率化を図るとともに、講義内容の対外的な告知活動にもつなげていきたいとしている。
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