2016年2月25日
映画・映像のバリアフリー目指し無償字幕制作ソフト提供
メディア・アクセス・サポートセンター(MASC)は24日、字幕制作ソフト「おこ助」の無償版「おこ助community」の提供を開始したと発表した。
「おこ助」は、市販のDVDをコピーすることなく、そのまま字幕制作することができるのが特徴。
字幕の挿入、削除・コピー・移動(各複数一括可)、分割、結合といった機能を搭載しており、文字色やルビ、斜体設定、縦書き、揃えの変更などが行える。
また、バリアフリー字幕の他、英語・中国語など多言語字幕にも対応している。
4月1日から施行される「障害者差別解消法」に伴い、映画・映像コンテンツのバリアフリー化は、教育機関においても課題だという。そうした背景のもと、MASCは、「全ての映像に字幕が付くように」という聴覚障害者の願いを叶えるために、「おこ助community」の提供を決定した。
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