2016年2月5日
箕面市とotta 市内全小中学生の見守りサービス実証実験
箕面市とottaは4日、子どもが安心して外出できるよう、市内の全ての小中学生約1万1000人を対象にした「見守りサービス実証実験」を共同で実施するため、協定書を締結した。
実証実験で使用する見守りサービスは、ottaが開発したもので、学校、公共施設、商店街や家庭に設置された固定の検知端末や、専用アプリをダウンロードしたスマートフォンが、見守り対象者の持つ小型端末が発信するビーコン信号を検知し、保護者などに位置を通知するというもの。
実証実験では、2016年4月1日~2017年3月31日にかけて、大規模導入・運用時の検出精度やシステムの安定性の確認、スマホ向け「見守りアプリ」の効果的な普及方法などの実証検証を行う。
3月下旬に検知ポイント、見守りアプリをインストールしたスマートフォン約500台を全市立小中学校や公共施設、コミュニティバスなどに設置。
4月に入学式で小中学校の新1年生に小型発信機を配布する。
小学2年生以上、中学2年生以上には、6月~7月頃に小型発信機を配布。また、高齢者への配布も順次実施する。
なお、市内の全小中学生に小型発信機を配布し、学校やコミュニティバスなど市全域でBluetoothを使った見守りサービスを展開するのは、全国初の試みだという。
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