- トップ
- 企業・教材・サービス
- 「スタディサプリ」の学習量増加で学力向上 慶應大との研究結果
2016年9月6日
「スタディサプリ」の学習量増加で学力向上 慶應大との研究結果
リクルート次世代教育研究院は5日、慶應義塾大学の星野崇宏教授と共同で研究に取り組んでいる、「認知診断モデルによるスタディサプリ学習者の学力分析」の途中結果を発表した。
星野崇宏教授は、テストへの回答や行動データなどのデータから、”個人の理解や知識・認知”の内部状態を推定し、より効率の良い学習方法探る「認知診断モデル」を専門領域としている。
リクルート次世代教育研究院は、4月から、星野崇宏教授とともに、「認知診断モデル」を活用した学習者の学力分析の研究を開始。
今回、高校1年生の数学で、「認知診断モデル」に基づいた重要な学習要素(コンポーネント)毎に、オンライン講義動画サービス「スタディサプリ」と、学習習得率についての検証を行った。
検証結果からは、「スタディサプリ」の使用時間別に、コンポーネントの習得確率を算出したところ、学習量の増加に比例して、学力が向上していることが判明。
とくに、「基本的演算」「二次方程式の性質」で増加率が顕著に出ていることがわかり、基礎学習の効果がより顕著に現れていることがわかったという。
今後、両社は、コンポーネントの精緻化と学年や講座ごとの効果の可視化に取り組み、学習者へのフィードバックやコンテンツの改善などへ活用していく予定だ。
関連URL
最新ニュース
- みんがく、自治体向け「無償スタート応援!教育特化型の生成AI活用キャンペーン」開始(2025年3月14日)
- 教育ネット、タイピング大会 実証自治体を限定10自治体募集(2025年3月14日)
- アローリンク、長野県が「Liny」を活用し「ながの子育て家庭優待パスポート」をリニューアル(2025年3月14日)
- ChatGPTなどの対話型生成AI、「学校で利用したことがある」小学生は16.8%、高校生は27.7% =学研調べ=(2025年3月14日)
- 6割強の親が「老後の備えより子どもの教育費にお金を回したい」と回答 =ソニー生命調べ=(2025年3月14日)
- 「大人になって学んでおけばよかった」No.1は「金融知識」 =日本こどもの生き抜く力育成協会調べ=(2025年3月14日)
- 通信制高校の選択、約6割は子供自身の意思で進学を決定 =ウェブクルー調べ=(2025年3月14日)
- 放課後NPOアフタースクール、「共働き世帯の小学生の放課後の過ごし方」調査結果(2025年3月14日)
- サイボウズ、ソーシャルデザインラボ「不登校・行き渋りに関するインタビュー調査」(2025年3月14日)
- キズキ、「不登校保護者の夫婦関係」のアンケートを実施(2025年3月14日)