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2016年10月4日
パナソニックが支援する東海大ソーラーカーチームが準優勝
パナソニックは3日、南アフリカ共和国で9月24日~10月1日まで開催されたソーラーカーレース「サソール・ソーラー・チャレンジ」において、パナソニック製の太陽電池モジュール「HIT (R)」と高容量リチウムイオン電池を搭載した東海大学のソーラーカーチームが4544.2kmを走破し、準優勝したと発表した。
「サソール・ソーラー・チャレンジ」は2008年の初開催以降隔年で行われ、今回が5回目となる、南アフリカを舞台にしたソーラーカーの国際レース。東海大学は第1回大会から3大会連続で優勝、今大会は強風やレースを一時中断するほどの激しい雷雨などに見舞われたが、堂々の2位でゴールしたもの。
同チーム総監督の木村英樹教授は、「今回のレースでは、タイムではなく総走行距離を競うということで、ソーラーパネルの発電量から最適な速度を算出することがポイントだったが、渋滞や路面状況の悪さ、アップダウンを繰り返すコースなど、他のレースにはない要因が含まれていたので、マネジメントが難しかった。しかし、そのような過酷な環境の中でも、パナソニック製の太陽電池モジュールは期待通りの性能を発揮してくれたし、リチウムイオン電池も、登坂車線では蓄えたエネルギーを放出しながら、また、下りでは回生ブレーキでエネルギーを蓄えてと安定した走行ができたので、発電量を維持しながら最後まで全力で走りぬくことができた」と語った。
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