2016年10月4日
椙山女学園大附属小、1人1台iPadの活用紹介動画を公開
椙山女学園大学附属小学校は、1人1台iPadを基盤としたICT活用状況を紹介する動画「一人一人を伸ばすICTを活用した学習指導」をWebに公開している。
同校は、2014年10月、1クラスに1人1台iPadと授業支援システムを導入。その後、iPadを活用した授業開発に取組んだ。授業支援システムを活用した授業では、教師機と児童機の送受信が可能なため、児童の支援がしやすくなったという。
また、児童の解答画面を簡単に電子黒板に提示できるので、児童の話し合いを活発化することができた。課題を早く仕上げる児童は、アプリを活用して学習できるので、一人ひとりのペースに合わせ、学力の定着を図ることができた。
プレゼンテーションアプリを活用することで、自分の考えをまとめる力、伝える力を伸ばすことも出来るようになったという。
動画機能は、国語の音読、英語のプレゼンテーション、体育の技術向上に役立った。
iPadを導入することで、児童の意欲だけでなく、基礎学力、思考力、表現力等が向上することが判明。しかし、iPadを共同使用すると、動画など個人情報をそのたび削除せざるを得なくなり、向上の過程も残せないということで、4年生以上では1人1台iPad導入に踏み切ったという。
□ 椙山女学園大学附属小学校「一人一人を伸ばすICTを活用した学習指導」
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