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2017年1月19日
大学履修管理アプリ「Orario」が第三者割当増資で2000万円の資金調達
大学生向け履修管理アプリ「Orario」を運営する Orarioは18日、ベクトルを引受先とする第三者割当増資で2000万円の資金調達を実施したと発表した。
「Orario」は、大学サイトへのログイン情報を入力することで、履修情報をウェブスクレイピングで自動収集し、スマートフォン上に表示するアプリ。履修授業の出欠管理からオンラインシラバス、成績情報とも連携し、休講・補講情報の自動リアルタイム通知も行うなど、授業情報を一括管理する。立命館大学、同志社大学などでサービスを提供している。
今回の資金調達は、活動拠点を東京に移すためのオフィス開設、4月にリリース予定のオンライン「ノートシェアリング」の開発、入学シーズンに向けたユーザ獲得施策の強化、既存サービスの安定化とサポート体制の強化、エンジニアの採用などが目的。
今後は、東大・早慶を中心に今年度中の他大学リリースとノートシェアの新機能実装を行う予定。さらに、履修管理だけにとどまらず、スケジュール全般の管理から行動様式や経験スキルなどとその後のキャリアの関連性を分析し、独自の学生データベースを生かしたキャリア教育や新卒採用の新たなプラットフォームを目指したいとしている。
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