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2017年4月18日

桜丘中学・高校が「すらら」導入、検定対策の講座で活用

すららネットは17日、桜丘中学・高等学校が5月からクラウド型学習システム「すらら」を導入し、検定対策講座の受講者に対して校内や家庭学習で活用を開始すると発表した。

「すらら」で学習する桜丘中学・高等学校の生徒(昨年、トライアルを実施)

「すらら」で学習する桜丘中学・高等学校の生徒(昨年、トライアルを実施)

桜丘中学・高校では従来から検定対策に力を入れており、英語検定・数学検定の取得を推奨してきたが、今回、「すらら」を検定対策の講座で導入するのは、ICTを活用してアダプティブ・ラーニングを取り入れるため。

生徒の学力向上には、一人ひとりの学力に応じた指導の高度化が重要と判断。アダプティブ・ラーニング機能を備える「すらら」を検定対策講座と家庭での学習用として導入するに至ったという。

一般的に検定対策講座では、生徒が目指す検定級が異なるため、各級ごとに講義を行う必要がある。また、限られた教員数で個々の生徒からの質問にも対応しなければならない。「すらら」の利用で教員負荷を増やすことなく、生徒一人ひとりの小さな疑問にもさらにきめ細かく対応できる学習を目指していく。

「すらら」は、個に対応できるアダプティブな先進機能などを評価され2012年に「日本 e-Learning 大賞 文部科学大臣賞」を受賞。また桜丘中学・高校も、ICTを活用した先進的な取り組みを評価され、2015年に同賞を受賞している。

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