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2017年5月8日
小学生が「8×9Craft」使ってJavaScriptでマイクラをプログラミング
みらいスクールとシェアウィズ、ハックは7日、「8x9Craft(ハッククラフト)β版」を使って「マインクラフトで本格プログラミング!キッズコーディング教室」を開催した。
8x9Craftはキッズプログラミングスクール8×9(ハック)、Re.Kayo-System、ビヨンドが共同開発した、マインクラフトでプログラミングを楽しみながら学ぶことができるオリジナルモッド(Mods)。
8x9Craftをいれると、マインクラフトの世界に”はっくん”というキャラクターを追加し、”はっくん”とJavaScriptという言語で会話をすることができるようになる。”はっくん”は、とっても優秀な子で建物を建てたり、物を作ったり、プレイヤーと会話をしたりすることもできる。遊びながらプログラミングを学ぶことができるモッドだ。
この日の体験会では、「8x9Craft」開発者でハック取締役の寺園聖文氏が神戸から講師として参加、12組の親子に「8x9Craft」の楽しみ方を伝授した。
「8x9Craft」でのプログラミングは、JavaScriptでのテキストベースでの入力となるため、タイピングの能力も求められることになるが、参加した小学校1年から5年の子どもたちのほとんどが不自由なくキーボードを扱っていた。
また、英文のタイピングでも概ね問題なくこなしていたが、低学年では、おもにプログラミングで使用される小文字で、「A=a」や「B=b」、「G=g」や「R=r」など大文字と小文字の形が異なるものに戸惑いを見せる子もいた。
体験会は2~3人のグループでマインクラフトの世界を共有して、その中で自分の”はっくん”をプログラミングするのだが、教え合ったり見せ合ったりしながら楽しみながらプログラミングを学んでいた。
「8x9Craft」を開発した目的について寺園氏は「“プログラミング的思考”とかではなく、純粋にプログラミングが学べるツールを子どもたちに提供したかった。大人は、日常生活の中などからプログラミングのアウトプットの結果を把握しやすいが、子どもたちはイメージしづらい。マインクラフトだと、自分がゲームをしているときの操作や動き、創造性を実感しているから、それをプログラミングするという実感がつかみやすい。子どもたちには、マインクラフトと8x9Craftで、新しい世界をどんどんプログラミングして欲しい」と期待を語った。
「8x9Craft」は現在、β版で提供されているが、今後学習カリキュラムなどをセットにした「スクール版」の開発も進める予定だという。
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