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2017年7月19日
マイナビ、HR領域に特化したAIを使い学生の企業研究をサポート
マイナビは18日、三菱総合研究所 (MRI) と共同で、HR (人材) 領域に特化したAIエンジン「HaRi (ハリ)」を活用した新たなサービスを、企業・学生向けそれぞれに開発したことを明らかにした。新サービスは今秋リリースの予定。

「HaRi」はMRIがこの7月に開発したHR領域の課題を解決・支援するAIエンジン。汎用AIではなく、採用に関する実務を通して収集したデータをもとに、AIならではの客観性・統一性と高速性を両立する判定能力で、企業や学生の活動をサポートする。
マイナビとMRIは、2016年10月に企業向け採用支援サービス「エントリーシート優先度診断サービス」を共同開発しており、企業の過去の採用実績を使って選考・評価基準をAIが学習し、企業にとっての優先度をエントリーシートごとに予測して出力する補助ツールとして企業で活用されているが、今回新たに「辞退可能性予測」や、文章のコピペを見抜くことができる「剽窃診断機能」などを追加して、「AI優先度診断サービス」と名称も変更した。
また、マイナビとして初めて学生向けサービスにAIを導入し、学生の企業研究の幅を広げるサポート機能を開発した。これによりAIが大量の文章データを学習することで、掲載情報の持つ「意味」を理解し、「単語の一致」にとどまらないマッチングが可能となった。2万社を超える企業情報と学生の記述内容による親和性を分析し、学生の所属学校の採用実績や専攻分野、志望業種といった条件との掛け合わせにより、学生自身で検索条件を調整することもできる。
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