2017年7月3日
保育士の83%が「職場にクラッシャー上司がいる」と回答
ウェルクスは、現役の保育士を中心とした読者104人を対象に「職場におけるクラッシャー上司」についてのアンケート調査を実施。その結果をまとめ公表した。
「クラッシャー上司」とは、その名の通り部下を自らの言動で次々と潰してしまう上司のこと。感情の起伏が激しく、部下や後輩がミスをした際には必要以上に責め立てる、時にひどい暴言を浴びせるなどを繰り返し、部下を追い詰め、休職や退職に陥れてしまう。
調査ではまず、職場に「クラッシャー上司」に当たる上司や先輩がいるかどうかを聞いたところ、実に回答者の83%が「いる」と回答。「いない」(5%)、「どちらとも言えない」(11%)、「わからない」(2%)を大きく上回った。
続いて、職場にクラッシャー上司が「いる」と回答した人に、一般的にクラッシャー上司の特徴であるとされる行動のうち、当てはまるものをすべて選択してもらったところ、もっとも回答が多かったのは「自身がパワハラを行っていることに気づいていない」で90%。次いで「その日の気分次第で指示や言うことが変わる」(78%)、「自分の気に入らないことがあると怒鳴ったり不機嫌な態度を取ったりする」(74%)、「好きか嫌いかで人を判断する」(72%)という結果だった。
勤務先に「クラッシャー上司がいる」と回答した人を対象に、その上司からの圧力や暴言によって、実際に心身に不調をきたしてしまった人や退職してしまった人が職場にいるかどうかを聞いたところ、92%が「いる」と回答。
また、回答者自身がクラッシャー上司の言動によるストレスから、心身に不調をきたしたことがあるか否かについても聞いたところ、76%が「ある」と回答。保育士の職場において、このような上司・先輩の存在が大きなストレスになっている現状が伺える。
職場に「クラッシャー上司がいる」と回答した人に、日頃どのような対処法を実践しているか聞いたところ、回答が多く集まったのは「できるだけ関わらないように避ける」(53%)、「家族など職場外の親しい人に相談する」(49%)、「職場の同僚などに相談する」(47%)など。「休職や転職を検討する」という人も45%いた。
一方で「あえて萎縮しないように心がける」(20%)、「理不尽なことには異を唱えるようにする(言いなりにならない)」(19%)など、一定の対抗姿勢を示す方法については少数派に留まった。
職場に求められる改善点として、最も多く回答が寄せられたのは「クラッシャー上司を容認する古い体制を崩す(園の責任者を変えるなど)」で57%。次いで「適切な相談機関を設ける」(52%)、「ハラスメントに対する罰則規定を設ける、または強化する」(42%)という結果になった。
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