2022年10月4日
保育士の3割超、マスク着用で「子どもとのコミュニケーションが不十分」 =「子ねくとラボ」調べ=
保育研究プロジェクト「子ねくとラボ」を運営する明日香は9月30日、現役保育士95名を対象に実施した、「定点調査2022」マスク着用による保育の変化にまつわる調査結果を発表した。同調査は2021年に発表した同内容の定点観測調査。

それによると、「Q1.お勤めの保育園ではマスクを着用していますか。」の問いには、「している」が95.8%、「していない」が4.2%だった。
Q1で「している」と回答した人に「Q2.保育中にマスクを着用することで生じる、問題や懸念と考えることを教えてください。(複数回答)」と聞いたところ、「表情が伝わらないため子どもが表情から感情を学びとることができない」64.8%、「口の動きがわからないことで言語面での成長に影響がありそう」53.8%、「読み聞かせなどの際に声が通りにくく、子どもたちが上手く聞き取れていない」44.0%、という回答となった。
Q1で「している」と回答した人に、「Q3.Q2で回答した内容以外にマスク着用で生じる問題や懸念があれば教えてください。(自由回答)」と聞いたところ、「子どもも保育者も共に息苦しさがある」や「危険なことなど即座に伝わりにくい」など60の回答を得た。
「Q4.マスクを着用したうえで子どもたちと十分にコミュニケーションがとれていると思いますか。」の問いには、「とても思う」が11.0%、「やや思う」が57.1%だった。
「Q5.あなた自身もしくはあなたの職場では新型コロナウイルスの感染予防を行ったうえでどのようなコミュニケーション上の工夫をしていますか。(複数回答)」の問いには、「喜怒哀楽に合わせて声を使い分けている」が46.3%、「ボディーランゲージを多用することで感情を伝えている」が33.7%という回答となった。
「Q6.Q5で回答した内容以外にコミュニケーション上で工夫していることがあれば教えてください。(自由回答)」と聞いたところ、「表情で感情を伝えるのではなく、言葉でもしっかりと思いや気持ちを伝える」や「イラストを用いた説明を増やし、視覚からの学びを促す」など42の回答を得た。
「Q7.マスクで表情が伝わらないことで実際に生じた問題があれば自由に教えてください。(自由回答)」の問いには、「乳児の発語が遅くなっている気がする」や「保護者の顔を覚えられない」など50の回答を得た。
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