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2021年7月15日

日常英会話よりビジネス英会話の方が難しそうと答えた人は約5倍 =ビズメイツ調べ=

ビズメイツは13日、英語をこれから学習する社会人111人を対象に、「ビジネス英会話の習得」に関する意識調査を実施した。


「Q1.ビジネス英会話と日常英会話、どちらがより難しいと思いますか。」(n=111)と質問したところ、「ビジネス英会話の方が難しいと思う」が48.7%、「ややビジネス英会話の方が難しいと思う」が9.0%。

Q1で「ビジネス英会話の方が難しいと思う」「ややビジネス英会話の方が難しいと思う」と回答した人に、「Q2.その理由を教えてください。(複数回答)」(n=64)と質問したところ、「使う単語が難しそうだから」が68.8%、「丁寧な言い回しを覚えるのが大変そうだから」が50.0%、「覚えるべき単語数が多そうだから」が48.4%。

Q1で「ビジネス英会話の方が難しいと思う」「ややビジネス英会話の方が難しいと思う」と回答した人に、「Q3.Q2で回答した以外にあれば、理由を教えてください。」(n=64)と質問したところ、「TPOに応じた会話の方法が難しそう」や「間違った解釈をされないように会話しないといけないから」など24の回答を得ることができたという。

「Q4.ビジネス英会話で必要な語彙数(単語数)はどの程度だと思いますか。最低限必要な数だと思うものをお選びください。」(n=111)と質問したところ、「1000単語~2000単語程度」が17.1%「2000単語~5000単語程度」が18.9%。

「Q5.ビジネス英会話を実践で使えるようになるためには、どの程度の学習時間が必要だと思いますか。ご自身の現在の英会話力をもとにお答えください。」(n=111)と質問したところ、「100時間〜500時間」、「500時間~1000時間程度」が同率で22.5%。

「Q6.英会話初心者でも、即効性があり、実践的なビジネス英会話が学べるプログラムがあれば、受けたいと思いますか。」(n=111)と質問したところ、「とても思う」が42.4%、「やや思う」が47.7%。理由として、「最小限の学習で即効性があると考えるため」や、「即効という言葉に魅力を感じたから」などの声があったという。

今回の調査結果が示す通り、多くの日本人がビジネス英会話に対して難しいイメージをいだいている。その理由としては、グローバルな環境でのビジネス経験がないため、映画やニュースでみられるような、ネイティブ同士が流暢に英語で会話をしているビジネスシーンのイメージを持っているからだという。しかし、英語を話す人の8割は非ネイティブであり、ビジネスシーンでも非ネイティブ同士の英語を使ったコミュニケーションがほとんど。そのため、決してネイティブのように話す必要はなく、効率的にビジネスを進めるためには、シンプルかつ丁寧で分かりやすい英語を話すことが最も大切だという。

英語学習を始めようとする人の多くは、文法の知識や単語のインプット学習に時間を費やしがちだが、複雑な文法や専門用語の知識量を増やすことはビジネス英会話の実践力の向上にはつながらない。ビジネス英会話の実践力を高めるために重要なことは、まず自身の業務に関連性の高い単語、フレーズを絞り込み、自由自在に操れる力を身につけること。そのような学習イメージを持たないまま、インプットに偏った学習をしてしまい、実践的な英会話力を身につける前に挫折したり、多くの時間がかかってしまう結果となる受講生は少なくない。これからビジネス英会話を学ぼうとする人は、「ビジネス英語は難しい」というバイアス(先入観)を壊すところからスタートすべきだという。

この調査は、英語をこれから学習する社会人111人を対象に2021年6月9日〜同年6月9日にかけてインターネット調査で実施した。

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