2017年8月10日
TOEIC受験、約半数が途中挫折の「燃え尽き症候群」経験者
首都圏を中心に英会話教室「RIZAP ENGLISH」を展開するRIZAPと総合情報サイト「All About」を運営するオールアバウトは、TOEIC受験を試みたものの目標を達成することなく挫折してしまった「燃え尽き症候群」経験者1200人に対し、当時の学習の仕方などに関する調査を共同で実施。9日にその結果を発表した。
20代~40代の首都圏(1都3県)在住の学生・社会人3536人に対し、TOEICを受験するための学習をしたことがあるかの問いには、約7割が「過去に学習していた」と回答。一方で、「過去学習していたが、目標を達成できずにやめた」と回答した人は全体の半数近くにも上った。
「過去TOEIC受験のために英語の学習をしていたが、目標を達成できず挫折してしまった」(=燃え尽き症候群)と回答した人1200人に、なぜTOEICを受験しようと考えたのかの問いには、「スキルアップしたいから」(40.9%)、「就職・転職の助けになりそうだから」(32.1%)、「仕事・学業で必要になったから」(30.3%)がTOP3。
「燃え尽き症候群」経験者に、どのような方法で英語の学習をしていたのか聞いたところ、「教本・問題集」と回答した人が最も多く79.0%。次いで「音声CD」(22.5%)となり、時間や場所にとらわれず、自身のタイミングに合わせて進められるもので学習していたことがわかる。
「燃え尽き症候群」経験者に、当時の英語学習の頻度と、1回あたりの学習時間について聞くと、「ほぼ毎日勉強をしていた」が全体の4割弱で、6割以上の人が毎日学習する習慣を付けられていなかったことが分かった。
同調査は、6月23日~7月3日に、首都圏の経営者・会社員・学生(9705人)と、そのうちの「過去にTOEIC受験のための学習をしていたが、目標を達成できずやめた」層(1200人)にインターネットリサーチで実施されたもの。
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