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2017年11月10日
アルクテラス、スマホで使える授業報告ツール「Link」提供開始
アルクテラスは9日、個別指導塾での指導・管理を効率化する、スマートフォンで使える授業報告ツール「Link」の提供を開始したと発表した。「Link」の販売は、学習塾向け教材出版の育伸社と共同で行う。
アルクテラスは一昨年、「Link」のβ版となるプロダクトを開発し、現場でテスト導入を開始したところ、保護者との信頼関係強化、連携強化による成績向上、アルバイト代の削減など、さまざまな点でこれまでの課題を解決することができた。
続いて、アルクテラスが既に全国の学習塾に提供している「カイズ」の顧客に機能提供し、18カ月間、顧客のフィードバックに基づいてプロダクト改善を繰り返した後に、今回の「Link」の正式リリースになったという。
「Link」は、スマートフォンで簡単管理・報告を行うので、紙の報告書が不要になる。授業報告書作成の手間とコストも削減。保護者にデータを直接送信するので、渡し忘れや紛失が多い授業報告書を保護者がスマートフォンで直接閲覧できるようになる。
また、蓄積された授業報告書は、学習の振り返りや理解度の確認にも利用でき、成績アップにも貢献。塾業界初のBYOD(Bring Your Own Device:自分のデバイスを持ち込む)として、講師のスマートフォンを使って授業報告するので、塾での初期投資は必要ない。利用料金は月額1万8000円(税別)。
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