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2017年12月12日

神戸大、全学のネットワーク基盤を「Aruba」で構築

Aruba, a Hewlett Packard Enterprise company(米国)は11日、神⼾⼤学が同社の「Aruba 8400」コア・スイッチの導入を決定したと発表した。

「Aruba 8400」は、Arubaがデジタル・ワークプレイスの基盤として機能するキャンパス・ネットワーク・ソリューションを構成する最新のコア・スイッチ製品。神⼾大学では2018年2⽉の稼動を予定しているという。

ネットワーク機器のリプレイスのタイミングを迎えていた神⼾大学では、セキュリティ上の要請もあり、教育研究⽤にプライベートネットワーク化を検討していた。学⽣総数が1万6千人を超え、教職員と附属学校児童⽣徒を含めると2万⼈規模であり、学内でばらばらに設置されている多数のブロードバンドルーターはセキュリティ⾯で課題だった。

同大は、これを更新して安全かつ快適に運⽤できる環境を整備するとともに、ネットワークを可視化して集中管理し、障害発⽣時にも⾃動復旧できる機能を要望。その要件を満たす製品として、4000個のVLANと同数のIPアドレスが保有でき、多様な制御が可能な「Aruba 8400」コア・スイッチを採⽤した。

採⽤にあたっては、「Aruba 8400」のVSF(バーチャルスイッチングフレームワーク)で同⼀筐体で完全冗⻑できる機能や、ネットワーク・アナリティクス・エンジン(NAE)を使用した運⽤管理の効率化とスクリプトによる障害時⾃動復旧機能が導⼊できることも決め⼿になったという。

神⼾大学では今回のリプレイスに際し、「Aruba 8400」のほか、エッジ・スイッチ、ネットワーク・アクセス制御(Aruba ClearPass)も、Arubaのソリューションの導⼊を決定した。

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