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2018年1月11日
富士ゼロックス、証拠性向上する「DocuWorks」連携ソリューション提供開始
富士ゼロックスは、重要文書の電子化および電子文書の証憑としての証拠性の向上を簡易に実現する「DocuWorks(ドキュワークス)タイムスタンプソリューション」を、1月17日から発売する。
当ソリューションは、富士ゼロックスのドキュメントハンドリング・ソフトウェアの新バージョンDocuWorks 9をベースに、クライアントPC上でPDF文書にタイムスタンプを付与することにより、重要文書の証拠性向上を簡易に実現するエントリーモデルのソリューション。
DocuWorks 9と下田OAシステムが開発したDocuWorksのプラグインソフトウェア「PDFタイムスタンプ for DocuWorks」、アマノビジネスソリューションズのe-timingサービス「アマノタイムスタンプサービス3161」の組み合わせにより、電子文書へのタイムスタンプの付与と、改ざんされていないことの検証作業、さらには社内文書管理を実現する。
また、指定ファイルサーバーに保存したタイムスタンプ付与済み電子文書は、同社のクラ
ウドストレージサービス「Working Folder」へアップロードすることで、社内の電子文書
管理の一元化と、社外からでもタイムリーに閲覧・利用できる環境が実現できる。また、
各種電子文書化ガイドラインに沿った文書管理システムへの移行を将来的に考えている会社にも、最適なエントリーモデルだという。
ソリューションの具体的な活用シーンとしては、知的財産権の先使用権(*1)確保にお
ける電子文書の時刻/非改ざん証明、建設業法で長期保存が義務付けられている図書の電
子運用における紛争時の法的証拠性強化の措置などに利用することが出来る。特に、先使
用権制度対応では、独立行政法人 工業所有権情報・研修館(INPIT)が提供するタイムスタ
ンプ保管サービス(*2)の利用に必要なデータ出力も可能。
*1:知的財産権の先使用権とは、発明した技術を特許出願しなくとも、その技術・ノウハウが事業に組み込まれている、あるいは事業の準備が進められていたことが証明できれば、他社が同様の特許を出願したとしても、その技術を無償で継続使用できる権利。富士ゼロックスでは、本格的文書管理システムとタイムスタンプを組み合わせた、先使用権対応ソリューションも提供している。
*2:INPITタイムスタンプ保管サービスとは、INPITが提供する文書作成日時の立証をサポートするサービスで、知財関連のファイルに付与したタイムスタンプのトークンファイルを長期保管、預入証明書を発行する。
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