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2018年2月22日
ドコモ、「おせっかいな問題集ATLS」のforEstに出資
NTTドコモは20日、ドコモの100%子会社のNTTドコモ・ベンチャーズ(NDV)を通じて、forEst(フォレスト)に、2018年1月31日に出資したと発表した。
forEstは、ドコモとNDVが実施している革新的な技術やサービスを持つベンチャー企業とNTTグループ企業がパートナーシップを築き、イノベーションを協創するオープンイノベーション推進プロジェクト「ドコモ・イノベーションビレッジ」のアクセラレーションプログラムの第2期卒業生。
このプロジェクトを通じ、タブレット端末向けの電子書籍プラットフォーム「おせっかいな問題集ATLS(アトラス)」を開発した。
アトラスは、教科書出版社大手の啓林館をはじめとした提携出版社の教科書や問題集などの教材をデジタル化したものに、クラウドによる宿題管理、およびユーザーの学習履歴をもとにパーソナライズされた学習サポート機能を持たせ、2017年4月から教育機関向けに販売を開始している。
自治体や私立学校は、2020年以降の新学習指導要領の全面実施に向けて、教育用コンピュータなどのICT環境の整備を進めており、今後多くの自治体や私立学校では、さらに配備台数を拡大するとともに、利用用途も広がっていくことが見込まれている。
アトラスを導入することにより、教職員は宿題のプリント作成や配布、回収が不要になり、解答状況をいつでもクラウド上で参照できるなど宿題管理業務を効率化できる。また生徒は、学習履歴をもとに自分の不得意部分の対策ができるなど、効果的な学習が可能となる。
ドコモは、学校教育分野において、タブレットなどのICT環境の整備に加え、学校教育の価値向上、教職員の業務効率化を支援するため、アトラスなどのforEstが持つ学力向上や学習管理効率化のノウハウをICT環境の整備、利活用の提案に役立てるとしている。
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