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2018年3月16日
エアロネクスト、「4D Gravity」搭載した新型ドローン2種を同時発表
エアロネクストは、新技術「4D Gravity」を搭載した、カメラがブレない360°VR撮影ドローンと荷物を傾けずに運べる宅配専用ドローンの2種類の新型ドローンを「ジャパン・ドローン2018」で同時発表する。
「4D Gravity」は、飛行中のドローンの重心を最適化する技術で、これを搭載したドローンは燃費、速度、信頼性などといった基本性能の向上が期待できる。
モーター負荷の均一化で信頼性が向上し、プロペラを従来ドローンより急角度に設定できることで最高速アップも実現。結果として「より安全に、より遠くへ、より早く、より安く」フライトが可能になる。用途に合わせて重心を制御することで、新たな分野への活用もできる。
今回の発表では、「4D Gravity」の産業用途ドローンへの応用例として、360°VR撮影用の「Next VR」と宅配専用の「Next DELIVERY」の2種類の機体を公開する。
「Next VR」は、小型で高品質な360°VR映像の撮影を可能にする次世代のVR撮影用ドローン。機体中央部を垂直に貫通する縦棒は、「4D Gravity」によって飛行中でも常に垂直を保持。縦棒両端に設置された2つのカメラは、ブレずに安定した高画質360°VR映像を映し出す。
また、「Next DELIVERY」は、荷物を傾けない水平輸送を可能にする宅配専用ドローン。輸送中の荷物の偏りが解消されるため、従来のドローンでは難しいとされる、医療や精密機器の輸送、食事のデリバリーが可能になる。
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