2018年5月21日
メイツ×ウェブリオ、「スピーキングアプリβ版」の実証実験レポート
メイツとウェブリオは、英検2次対策用「スピーキングアプリ」の実証実験を行い、18日その結果を発表した。
「スピーキングアプリ」はメイツの学習アプリ開発ノウハウと、ウェブリオの人工知能技術を掛け合わせて、両社が研究開発を進めているアプリ。
昨年2月にメイツが運営する学習塾で2017年度第3回英検の2次対策講座を開講し、同アプリβ版を使って指導を行った。第3回英検が終了後、2次対策講座を受講していない生徒と受講した生徒合わせて31名の英検合否結果を比べて検証した結果を報告している。
それによると、英検3級の「リーディング (5点満点)」「Q&A (25点満点)」「アティチュード (3点満点)」の全分野において、スピーキングアプリβ版を使った2次対策講座を受講した生徒の方が受講していない生徒より良い結果が出た。
「リーディング」では、受講していない生徒は4点以上が37.5%だったのに対し、受講した生徒は83.3%が4点以上だった。「Q&A」では、受講していない生徒で15点以下が37.5%いたにもかかわらず、受講した生徒では0%だった。また「アティチュード」では、受講していない生徒は2点以上が50%だったが、受講した生徒では全体の75%が2点以上だった。
また、合格率においても、受講していない生徒が87.5%、受講した生徒が100%と大きく上回った。同様に、準2級の受験者においても、受講していない生徒の合格率71.4%に対し、受講した生徒の合格率は85.7%という結果が得られたという。
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