2018年5月9日
大阪経済大、アプリで留学生支援する「エアリーキャンパス」導入
EDGEは8日、同社が運営する大学キャリア支援システム「エアリーキャンパス」が、大阪経済大学に採用されたことを明らかにした。
大阪経済大学では留学や語学研修などのプログラムを整備して国際交流に力を入れており、2017年度には約120人の学生を海外留学・研修へ派遣するとともに、約90人の外国人留学生を受け入れている。今回導入する「エアリー」は、今年5月から在学中の外国人留学生を対象に運用を始め、8月からは各国へ派遣する日本人留学生を対象とした利用を開始する。
学生は「エアリー」に登録することで、スマートフォンから手軽にサイト上での会話を楽しめ、リアルタイムでのコミュニケーションが可能となる。これによって、海外に滞在する日本人留学生の孤立を予防するのみならず、他の日本人留学生とのやりとりを通して、さまざまな留学体験を共有することもできる。
大学からの連絡事項では、スマートフォンへのプッシュ通知に加えて、未読・既読など学生の状況を見える化し、「エアリー」で一元管理することができる。管理画面から24時間確認ができ、初期安否確認をはじめとした見守り機能を担うほか、留学先から大学への書類提出や危機管理情報の呼びかけなどにも活用できる。
大阪経済大学では、この取り組みにより学生や保護者が安心できる環境作りを行い、異なる文化・価値観に触れて幅広い視野を身につけることができる海外留学の推進に努めていきたいとしている。またEDGEは、全国の大学へ同システムの販売を加速し、今年末までに30校への提供を目標としている。
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