2018年6月26日
楽天、電子図書館サービス「Rakuten OverDrive」大阪市と協定締結
楽天は25日、大阪市教育委員会と、楽天グループが展開する電子図書館サービス「Rakuten OverDrive」に関する協定を締結した。
協定に伴い、大阪市は「Rakuten OverDrive」電子図書館サービスを今年7月2日から2020年5月31日まで試験的に導入する。国内市町村の公共図書館における導入としては13例目になるという。
導入により、大阪市の図書館カードを持っている人は、各市立図書館 (西区の中央図書館および西区以外の各区の地域図書館、計24館) の窓口で、「Rakuten OverDrive」専用のIDとパスワードを受け取ることで、手持ちのタブレットやスマートフォン、パソコンから時間や場所を問わず「Rakuten OverDrive」の電子図書コンテンツが借りられるようになる。
「Rakuten OverDrive」は160万点以上の海外コンテンツを取り揃えており、豊富な外国語コンテンツを特長としている。大阪市は今回の導入の目的を、ICTを活用した読書習慣の醸成・普及と英語学習に資することと位置づけており、音声読み上げ機能「Read-Along」が付いている約150点の図書を含む、英語の絵本や児童書約400点の電子図書を導入する。
「Rakuten OverDrive」で提供する音声読み上げ機能付きの図書は、出版社がキャスティングしたプロのナレーターの録音によるもので、読まれている箇所にハイライトが付くため、ネイティブの英語を耳で聴きながら読書ができ、英語学習に大いに役立つことが期待される。
今後は市民のニーズを見ながら、試験導入期間中に図書数を2000点程度まで増やすことを予定している。また、サービス開始に伴い、「Rakuten OverDrive」の使い方が体験できる市民向けの入門講座を7月22日に実施する。
最新ニュース
- オーディーエス、2024年度の鳥取県GIGAスクール運営支援センター業務を受託(2024年4月19日)
- AmbiRise、電子請求サービス「Haratte」の導入で釧路市の学校・教委の支払業務が85%削減(2024年4月19日)
- 子育て環境、8割の保護者が「地域間格差がある」と回答、特に「子育て施設・設備」で実感 =トラストバンク調べ=(2024年4月19日)
- 小中学生の60%が「新学期に学校に行きたくないと感じたことがある」=ニフティ調べ=(2024年4月19日)
- 保護者の6割以上が子どもの自主学習をサポートしている=明光義塾調べ=(2024年4月19日)
- 国公立大学現役合格者の勉強時間、高3で休日6時間以上が48.6% =じゅけラボ予備校調べ=(2024年4月19日)
- 東京理科大、「デジタル人材」を育成する学部・学科を2026年4月に新設(2024年4月19日)
- 東京経済大学、高校生向けのオンライン講義「東経大ライブ」26日から全10回配信(2024年4月19日)
- 東京大学とNTT東日本、地域循環型社会の実現に向け産学協創協定を締結(2024年4月19日)
- 国立高等専門学校機構、「第3回 高専GIRLS SDGs×Technology Contest(高専GCON2024)」開催(2024年4月19日)