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2018年6月29日
ヤマハ、音をICT化するための新システムとパートナー制度を開始
ヤマハは28日、音と様々なクラウドサービスとの連携を実現する新しいシステム「SoundUDクラウド」を、同社主催の「SoundUD推進コンソーシアム」正会員向けに公開し、「SoundUD」事業を本格展開していくと発表した。
同時に、「SoundUDパートナー制度」を新設し、パートナーの募集も開始した。
「SoundUDクラウド」は、世の中のあらゆる音をICT化させ、さらに高度な情報通信手段へと変えることができる法人向け商用システム。
音による情報通信を使った様々な情報提供やサービスを可能にする「SoundUD音声トリガー」を中核技術としている。
「SoundUD」対応製品やサービスを導入した施設では、訪日外国人や耳が聴こえづらい人にも音声情報を伝えられる「おもてなしガイド」サービスを使用することで、インバウンド、バリアフリー施策を簡単に導入できる。
さらに、「SoundUD音声トリガー」を「おもてなしガイド」以外の外部サービスや機能と連携させるためのAPIやSDKを活用することで、音と他の様々なクラウドサービスや機能をつないで、新たな販促手段として役立てることもできるようになる。
各所で流れる音を有効活用し、CSR活動のみならず事業に直接的に貢献する新しい情報提供手段へと進化させることができる。
また、同時に開始した「SoundUDパートナー制度」は、「SoundUD」に対応した環境を普及させ、導入施設を拡大させるためのもの。
「OEMパートナー」と「DSPパートナー」の2種類のパートナーを設けることで、「SoundUD」対応を希望する企業や自治体への製品・サービスの提供、企画提案、コンサルティング、コンテンツ開発、音響機器設置、運用・保守、サポートなどを迅速に行える体制を整える。
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