2018年7月17日
N高生、日本マイクロソフトの協力でアプリ開発に挑戦
角川ドワンゴ学園「N高等学校」は13日、日本マイクロソフト品川本社で実施した「Microsoft HoloLens用アプリを開発するプログラミングイベント」の成果をまとめ公表した。
同イベントは、日本マイクロソフトのテクニカルエバンジェリストとドワンゴのMR(Mixed Reality/複合現実)エンジニアの技術支援のもと、7月2~6日の5日間行われた。
日本マイクロソフト高橋忍氏を含む3人とドワンゴの先端演出技術開発セクションから岩城進之介氏を含む3人が、N高生のサポート役として参加。与えられた時間内で成果やアイデアを競い合う形で、チーム開発が行われた。
N高で使われている学習アプリ「N予備校」と現実の空間でデジタルコンテンツを操作・展開できる「Microsoft HoloLens」を組み合わせて「未来の授業スタイル」を実現するアプリを作ることを目標にして取り組んだ。
参加した9人の生徒は、日本マイクロソフト・テクニカルエバンジェリストの高橋氏が執筆した「Windows Mixed Realityアプリ開発入門」を教材に、Unityプログラミングを事前学習してきた。
アプリの開発は2チームに分かれて実施。初日には、N予備校アプリをHoloLensで使用するにあたっての課題や工夫すべき点を抽出し、盛り込みたい機能の実装など解決に向けたアプローチを考察した。
その後は日本マイクロソフトとドワンゴのエンジニアにもサポートを仰ぎながら、最終日までに与えられた時間を使ってチームごとの開発に取り組んだ。
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