2018年10月17日
上智大、初となる大学ベンチャー「ソフィアメディカルインフォ」設立
上智学院は、上智⼤学多⾔語対応医療・看護・福祉・介護情報提供システムSoCHAS(ソーカス=Sophia Cross-lingual Health Assistant System)の開発、普及、ICTを利⽤したダイバーシティの実現を⽬指す⼤学発ベンチャー「ソフィアメディカルインフォ」を10⽉1⽇に設⽴した。
SoCHASは、主に訪⽇外国⼈旅⾏者が医療機関を受診した際に⽣じるコミュニケーション問題を解決するためのツールとして開発されたタブレットアプリ。
医師、看護師、介護福祉⼠など、医療、福祉従事者と⽇本語を⺟語としない⼈々とのスムーズなコミュニケーションを⽀援する。
診療科選択から、医療機関での受付、問診、受診、会計、投薬という⼀連の流れで想定しうるコミュニケーションを洗い出し、医師の監修のもと約2万⽂例に取りまとめ、さらに5万語を収録した単語帳もある。
現在、聖マリアンナ医科⼤学東横病院で実証実験を⾏っており、東京2020オリンピック・パラリンピック競技⼤会などでインバウンドの⼤幅な増加が予想される2020年に向け、システムの検証を⾏う。
ソフィアメディカルインフォは、東京・四⾕のワンキャンパスに⽂系・理系全ての学部が揃うことで可能となる⼈⽂系、社会系、理⼯系の学際的な研究環境と、⾔語教育研究センターを擁し、22⾔語の授業を提供するなど充実した語学研究の場を持つ同大学の強みを最⼤限に⽣かして事業を展開する。
社⻑には、SoCHASの開発責任を担う理⼯学部情報理⼯学科の⾼岡 詠⼦教授が就任した。
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