2018年10月19日
約5割の学生が「就活ルール」廃止に賛成、パソナ総合研究所調べ
パソナ総合研究所は、2020年3月に卒業予定の大学生・大学院生を対象に「就職活動のあり方に関する学生意識調査」を実施し、18日その結果を発表した。
それによると、約5割の学生は「就活ルール」の廃止に賛成と回答。その理由を複数回答で訊ねたところ、「自分のペースで企業選びができるから」という回答が224名で最も多く、次いで「早期に内定を得られるから」116名となった。
一方で、約4割の学生が「就活ルール」の廃止に反対と回答、賛否が大きく分かれる結果となった。反対の理由は「学生生活全体のスケジュールが立てにくくなるから」が206名と最も多く、次いで「就職活動の期間が長引くから」62名となった。
就職活動の時期を学生が自由に決められるとしたら、いつから開始するのが理想かを訊ねたところ、最も多かった回答は「3年生の8月 (夏休み)」の22.3%、次いで「3年生の12月 (冬休み)」の17.0%となった。さらに就職活動開始までにやりたいことを訊くと、最も多かったのが「学業」で457名、次いで「インターンシップ」「スポーツ・趣味」「アルバイト」と続いた。
調査は、9月13日~19日の期間にインターネットを通じて行われ、2020年3月卒業予定の大学生・大学院生622名から回答を得た。
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