2018年10月31日
早稲田大学とベンチャーキャピタル2社が提携契約を締結
早稲田大学は29日、早稲田大学提携ベンチャーキャピタルとして、ウエルインベストメントとBeyond Next Venturesの2社を選定し、総額20億円規模のベンチャーファンドを組成する提携契約を締結した。
早稲田大学は、文化の発展や文明の形成に寄与する学術研究に加えて、同学で生まれた知的成果を社会へ還元することを重要な課題と自覚し、社会との連携強化、とりわけ産学連携を通じた産業界との円滑な協力関係の構築に努めてきた。
また、同学の教員や学生が設立したベンチャー企業に対して、早稲田大学インキュベーションセンターなどを通して、コンサルタントによる経営相談や施設の提供などの支援を行ってきた。
今回の契約締結により、ウエルインベストメントとBeyond Next Venturesが同学の知的財産をもとに起業したベンチャー企業 (とくにシード、アーリーステージ) に投資するファンドを組成することで、同学の技術シーズを活用したベンチャー企業の創出を加速したいと考えている。
また、ベンチャー創出のための各種支援プログラムの企画運営や、事業化可能な研究シーズの発掘、ハンズオン支援などの施策を3者共同で実施し、同学の研究成果のベンチャー企業による社会実装を通じて、世の中に貢献していきたいとしている。
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