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2018年11月1日
Lentrance、学校へのデジタル教科書供給と利用に3つの方式を提供
Lentranceは10月31日、同社の学習用ICTプラットフォーム「Lentrance」を介した学校へのデジタル教科書供給と利用に向け、アプリ方式、校内・自治体配信方式、クラウド配信方式の3つの方式で提供することを発表した。
今年5月に成立した改正学校教育法により、デジタル教科書が正式な教科書として認められることになった。
それを受けて同社は、採用各社のデジタル教科書・教材を確実に届け、かつ、さまざまなICT環境下での利用を実現するために、アプリ方式、校内・自治体配信方式、クラウド配信方式の3つの方式を用意し、2020年度の本格利用に向けて順次対応を進めていくこととした。Webブラウザからのオンライン利用については、2019年4月からβ版の提供を開始する。
アプリ方式は、オフラインでの利用を想定した方式。WindowsおよびiOSのアプリケーションからデジタル教科書を利用する。校内・自治体配信方式は、校内・自治体ネットワークに接続するオンラインでの利用方式。Webブラウザからデジタル教科書・教材を利用する。校内のみで利用が可能。
クラウド配信方式は、クラウドに接続するオンラインでの利用方式。校内・自治体配信方式と同じく、Webブラウザからデジタル教科書・教材を利用する。学校と自宅での利用、通信教育などの私教育サービスとの連携が可能。ECの機能も持ち、デジタル教科書を利用しながら、個別に参考書や問題集、児童書を購入することもできる。
合わせて、同社では、教科書の供給を担っている全国の教科書供給会社、学校のICT環境整備を担っているシステムインテグレーターといった関係各社との協議も開始するとしている。
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