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2018年12月28日

東京工科大、認知機能リハビリ専用ゲームソフト「Jcores」改訂版を開発

東京工科大学は27日、コンピュータサイエンス学部の亀田弘之教授らの研究チームが、認知機能リハビリテーション用ゲームソフトウェア「Jcores (ジェイコアーズ)」の改訂版を開発したと発表した。

メイン画面「Jcores」は、同研究チームが帝京大学医学部の池淵恵美教授らと2011年に共同開発した認知機能リハビリテーション専用のゲームソフト。

統合失調症などの障がい者の就労支援を行うプログラム「VCAT-J」として、デイケア施設や大学病院など臨床現場で運用されている。

統合失調症では、注意や記憶などの認知機能の障がいにより、日常生活や就業がうまくいかなくなることが知られているが、同ゲームソフトによるトレーニングで改善効果が報告されているという。

今回の改訂版 (Ver2.0) では、従来のPC版 (Windows) に加えタブレット端末 (iOS、Android) にも対応しているほか、高齢者向けにタッチパネルなどの操作性を向上させた。2019年4月をめどに、病院施設などで運用開始を予定している。

関連URL

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