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2019年3月13日

全国からAI専攻の学生100名超が集結、AI株価予想コンペ審査結果を発表

POLは12日、同社が主催して今年1月に開催したAI株価予測コンペ「Fintech Data Championship」の審査結果を発表した。

「Fintech Data Championship」は、企業が提示する機械学習を使ったデータ分析や推定に関する課題を解決する、学生を対象としたコンペティション形式の大会。優秀なAIエンジニアに学生の間から金融に興味を持ってもらうとともに、金融に携わる有望な人材の発掘を目的としている。

今年の大会では、機械学習・AIを活用して、株ポートフォリオによる運用をしてもらった。仮想運用資金1000万円で、市場データ(株価、為替、原油、先物など)や企業財務データ、ニュースデータ、天候データ、そのほかビッグデータを利用して、その1カ月後に最も上昇する銘柄の組み合わせを予測した。

審査では、1カ月間の仮想運用を行う中で、定量審査(シミュレーション運用でどの程度の収益を生むことができたか)と定性審査(運用アイデアがどれだけ斬新なものか、発展性があるか)について検討した。

参加チーム(個人参加を含む)は25チーム、そのうち論文&ソースコード提出チームは18チームだった。今月4日に本審査会が開催され、その中から、京都大学修士の井ノ上雄一さんと後藤馨さんのチームSDQが優勝に選ばれた。

今月28日、日経本社6階カンファレンスルームで、表彰式・セミナー&懇親会の開催を予定している。

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