- トップ
- 企業・教材・サービス
- 肢体不自由者のためのiPad・iPhoneをマウスで操作できる「AMAneo BTi」発売
2019年6月5日
肢体不自由者のためのiPad・iPhoneをマウスで操作できる「AMAneo BTi」発売
テクノツールは4日、iPad・iPhoneをアシスティブマウスで操作できる、世界初のデバイス「AMAneo BTi(アマネオ・ビー・ティー・アイ)」を発売した。
アシスティブマウス*1やエルゴノミックマウス*2は、パソコンやスマートフォン、タブレットへの有効な入力手段として用いられているが、iOSはこれらに対応しておらず、アクセシビリティユーザーには「iPadやiPhoneをマウスで操作できたら…」という長年の願いがあったという。
これらのマウスには、頭部の動きで操作するもの、指先、顎、舌などのわずかな動きで操作するものなど、様々な特徴をもつ商品がある。
CSS MicroSystems GmbH(ドイツ)が開発した「AMAneo BTi」は、世界で初めてそれらマウスによるiPad・iPhoneへの入力を可能にした。
「AMAneo BTi」は、テクノツールが販売している装着型ワイヤレスマウス「Zono」や、軽い力で動かせる「ジョイスティックマウス」など、あらゆるアシスティブマウスなどに対応。
また、マウスの左ボタンでタップやスワイプ、右ボタンでAssistiveTouchメニューをひらくことができる。
AssistiveTouchメニューからはアプリの終了やボリュームコントロールなど、様々な操作ができる。Φ3.5mmジャックで外付けスイッチを2つ接続でき、マウスボタンの代わりにできる。
操作性を高めるため、「震え補正」「保持時間」「オートクリック」の3つの補助機能を搭載。すべての機能の補助レベルを10段階で設定できる。
価格は6万2640円(税込)だが、購入時に「福祉制度による助成」(日常生活用具の給付)を受けられる場合があるので、住所地の市区町村に問合わせを。
*1:アシスティブマウスは、四肢麻痺やALS、多系統萎縮症、脳性麻痺などによる重度肢体不自由を抱える人たちのためのマウス。
*2:エルゴノミックマウスは、パーキンソン病や本態性振戦の症状をサポートするマウス。
関連URL
最新ニュース
- LINEヤフーとキラメックス、⾹川県と連携し県内のデータ・AI⼈材育成を⽀援(2024年4月26日)
- アデコ、「エンジニア・プログラマー」が初めて中学生男子が選ぶ「将来就きたい職業」の1位に(2024年4月26日)
- 小中学校のFAX、教諭の86%が月に1回以上利用するも、過半数が廃止に賛成 =アドビ調べ=(2024年4月26日)
- リスキリング理解度は高まるが社会人の約4割は学習意欲なし =ベネッセ調べ=(2024年4月26日)
- じゅけラボ予備校、「難関私立大vsその他私立大」現役合格者の勉強時間比較(2024年4月26日)
- 昇給を実施する企業は「魅力を感じる」の回答が9割超 =学情調べ =(2024年4月26日)
- 滋賀県立大学と山田進太郎D&I財団、中高生女子のSTEM人材育成に向け連携協定を締結(2024年4月26日)
- WHITE、日本経済大学と「教育革新パートナーシップ契約」を締結(2024年4月26日)
- みんがく、文京区立第九中学校にて全校生徒・教職員に向け「生成AIリテラシー講座」開催(2024年4月26日)
- ShoPro、世田谷区立小で「探究学習プログラムコンテンツ」使用した授業実施(2024年4月26日)