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2019年6月14日

部活動に忙しい生徒たちの学習時間を確保し、GTECのスコアも向上/東海大菅生

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東海大学菅生高等学校(東京都あきる野市)は部活動が盛んで、野球部や吹奏楽部などは全国屈指の強豪校だ。同校では、英語教育の充実をめざす東海大学グループ全体の方針を受けて、2018年度から「すらら」を導入。2019年度からは、Chromebookによる1人1台も実施し、個別学習を重視した英語教育に取り組んでいる。

生徒のレベルに合わせて出題されるアダプティブな学習機能が魅力

東海大学菅生高等学校で英語科主任を務める谷野龍太教諭は、以前から、生徒たちの基礎学力向上をめざし、何かできることはないかと考え続けていた。ひとつの試みとして、2014年度から英検学習に取り組んでいたが、習熟度の異なる生徒たちの個別対応がむずかしく課題であったという。

東海大学菅生高等学校 英語科主任 谷野龍太教諭

東海大学菅生高等学校 英語科主任 谷野龍太教諭

なかでも、中学のとりこぼしがある生徒たちに合う教材はないか。そんなことを考えていた矢先、谷野教諭は「すらら」に出会った。同教諭はすららの印象について「生徒のレベルに合わせて出題される難易度コントロールの機能など、アダプティブな学習ができるところに魅力を感じました」と語る。

その後、2018年に東海大学グループ全体が英語教育を強化する方針を打ち出し、「英語力アップ委員会」を学園全体で設置。これを受けて、東海大学菅生高等学校でも同様の取り組みを強化すべく、「すらら」の本格導入を決定した。

谷野教諭は「すらら」を選択した理由について、「個別学習の教材といえば、動画を視聴するタイプが多いですが、本校の生徒には合わないと判断しました。その点、すららはアニメーションによるインタラクティブな進め方ができるので、生徒も受け身になりづらいと考えました」と語る。

すららのレクチャー機能画面。

すららのレクチャー機能画面

「すらら」では、先生による講義部分を「レクチャー機能」と呼び、アニメーションのキャラクターが丁寧に解説してくれる。生徒たちは、その解説を聞き、キャラクターが途中で投げかける質問に答えながらレクチャーを進めていく形だ。つまり、生徒が答えるまで解説は先に進まないので、理解できないまま終わってしまうことを防ぐ。谷野教諭は「すららを使う前は、紙ベースのドリル教材で個別学習に取り組もうとしたのですが、教材の準備など教師の負担も大きかったのです。今はそうした負担も軽減されて、自動採点までできるので効率的に進められています」と述べた。

学習時間が大幅に増加し、高1のGTECスコアが例年の平均より10%以上高くなった

2018年度から、「すらら」を本格導入した東海大学菅生高等学校では、高校1年生12クラス全員を対象に、コンピュータ教室で利用を開始した。学校共有のiPadを50台追加し、生徒たちは期日までに与えられた課題をこなす形で、自学に取り組んだ。

授業の中でもすららを活用

授業の中でもすららを活用

具体的な学習の流れについては、まず学力診断テストを実施して、その結果をもとに、「すらら」で取り組む個々の課題を設定するようにした。最大で週1時間30分程度の課題を与えるようにし、隔週の授業の中でも生徒たちが取り組めるようにした。また期日までに課題が終わらない生徒に対しては、フォローアップ講習と呼ばれる居残り時間を設けて、全員が確実に個々の課題を終わらせるように指導したという。

このような進め方について谷野教諭は、「最初は学年主任・担任・顧問など教師が連携し、全員が“やり切る”ことをめざしました。その結果、学習時間はかなり伸びました」と語る。実際にすららのデータによると、1年生の英語の平均学習時間は過去と比較して4倍になった。部活動に熱心な生徒が多い東海大学菅生高等学校においては、家庭学習の時間確保が長年課題になっていたが、この数字は英語学習の時間としては過去最高となった。

また学習時間の増加に伴い、成績の向上も数字となって表れた。同校では2018年度からGTECを導入しているが、その結果によると、すららを利用して英語学習を実施した高校1年生のスコアが、2年生のスコアを3点上回った。なかでも特筆したいのはGTECのSpeakingスコアで、高校1年生の結果は3学年の中でトップになったという。

谷野教諭はこうしたGTECの結果を踏まえて、以下のように語った。
「すららを導入してから、学力は上がっているだろうと思っていましたが、最初はテストの結果として出ませんでした。ところが、GTECの結果では、1年生が2年生を上回ることができたので、そこで初めて手応えを感じました」。なかでも、Speakingのスコアについては、すららでネイティブの英語を日常的に聞いている点、授業でも2020年度入試を意識した活動を取り入れている点が要因ではないかと同教諭は分析している。

成績中間層に力を入れて、全体のボトムアップをめざす

東海大学菅生高等学校では2019年度から、Chromebookを本格導入し1人1台を実施した。学校のパソコン教室や貸出用のタブレットで学習を進めるよりも、1人1台の方が家庭学習もより充実すると判断したのだ。

同時に、「すらら」の学習も前年度からやり方を修正した。前年度はすららを利用して、全員が学習を“やり切る”ことを重視したが、2019年度は成績の中間層をさらに向上させるような学習に力を入れていくという。

学力診断テスト点数区分別(3学期(オレンジ)の方が、得点率が高い生徒の割合が高かったことを表している)

学力診断テスト点数区分別(3学期(オレンジ)の方が、得点率が高い生徒の割合が高かったことを表している)

なぜなら、同校における学力診断テストの点数区分を見ると、9月に中間層だった生徒たちが1月には上位と下位に分断する傾向があると分かったからだ。谷野教諭は、中間層をいかに伸ばすことができるかが、全体のレベル向上にもつながることから、中間層を重視した学習を強化したい考えだ。同教諭は「部活動にのめり込むあまりに成績が下がる生徒も多くいます。それを防ぐためにも中間層に力を入れて、さらに上位層まで伸びるように学習を進めていきたいです」と語った。また成績下位層に対しては、最低限やることを徹底するような形で、学習の習慣化を図っていくという。

谷野教諭は「まだ2年目であるが手応えは感じている。今後も学校が掲げるGTECの目標スコア、英検の目標をクリアできるように指導していきたい」と抱負を語ってくれた。

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