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2019年7月29日
セキド、ドローンと3次元データの活用方法が学べる「ICT測量講習」
セキド無人航空機安全運用協議会(SUSC)は26日、ドローンを特定の産業で活用する方法を学ぶ「産業特化型講習」として、ドローンによる写真測量のノウハウを学ぶことができる講習の募集を開始した。
ドローンによる空からの撮影とICTを活用して測量を実施することで、短時間に効率よく現場の3次元データを取得することができ、国土交通省が導入を進める「i-Construction」でも、この3次元データから得られるさまざまな情報を建設現場で活用することが期待されている。
同講習は、実際の測量現場でドローンを活用している測量事業者「セキド宮崎中央」が監修し、現場を知っているからこそ持っているノウハウをもとに、業務に即したポイントや実践的なテクニックを紹介する。
特定のソフトウェアにとらわれず、顧客の希望に合わせたソフトウェアでの講習が実施可能で、導入したきり活用されていないソフトウェアの使用方法を習得するのはもちろん、他のソフトウェアの導入検討にも利用できる。
「SUSC ICT測量講習 3次元データ化コース」では、測量現場をはじめ保険調査や建造物保全、被災状況の確認などで活用できる3次元点群データ(ポイントクラウド)の作成・活用方法を習得する。空からの視点で、デジタルデータとして現場の状況を迅速に保存し、そのデータを計測や比較、状況確認などさまざまな目的で活用できる。受講条件はSUSC無人航空機操縦士3級/2級/1級のいずれかを保有していること。受講日数は2日間で料金9万5000円(税別)。
「SUSC ICT測量講習 測量技士コース」は、ドローンによる空中写真測量や3次元点群データの作成方法から、そのデータの活用方法までを網羅するとともに、平面図面から3次元モデルを作成し、点群データと比較することでの進捗管理や各種計測方法も習得する。国土地理院の推進するi-Constructionの出来形管理にもつながるスキルを学ぶことができる。受講条件は無人航空機操縦士3級/2級/1級のいずれかを保有していること、建設・測量業務従事者(実務経験1年以上)が望ましい。受講日数は4日間で料金22万円(税別)。
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