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2019年8月28日

アジラ、手書き文字をデジタルデータ化するAI-OCR「Jijilla」発売

アジラは27日、手書き文字をデジタルデータ化するAI-OCR「Jijilla(ジジラ)」の一般販売を開始した。

利用イメージ

ジジラは、独自開発のディープラーニング技術を搭載した文字認識エンジン。既存技術では自動認識による読み取りが難しく、人間によるデータ入力が必要だった手書き文字をデジタルデータ化する。

読み取ったデータを継続的に学習することで、読み取り精度は日々向上する。

使い方は、Webブラウザ上で読み取りたい帳票をテンプレートとして登録し、読み取りたい位置と項目を指定する。その後、テンプレートと同じ帳票をWebブラウザ上へアップロードすることで、手書き文字と活字を読み取ることができる。

読み取り結果はCSVファイルでダウンロードし、利用中のシステムへアップロードして使うことができる。製造、物流、金融、教育、医療、介護など、あらゆる業界・分野の企業で使用できる。

スタンダードプランは月額4万8000円(7万2000円分のデータ化費用含む)から、ビジネスプランは月額9万円(13万5000円分のデータ化費用含む)からとなる。

月額基本料金内の上限枚数を超過した場合は、スタンダードプランは1帳票36円、ビジネスプランは1帳票27円。なお別途、初期導入費10万円が必要。

通常はSaaS版(クラウド)での提供だが、クラウドの使用が制限されている環境で利用を検討している場合はオンプレミス版もある。

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