2019年9月18日
iTeachers TV Vol.201 仙台高専 武田 淳 先生(前編)を公開
iTeachersとiTeachers Academyは18日、iTeachers TV Vol.201 国立仙台高等専門学校/総合工学科 武田 淳 教授による「理工系学生に特化した英文読解教材の開発と反転授業の実践(前編)」を公開した。
現任校の高等専門学校(高専)は理工系エンジニアの養成を目的とする高等教育機関であり、5年間の修業年限や理系教科重視のカリキュラムといったユニークな特徴をもつ。1年次から専門教科の指導が始まるため、英語や日本語等のいわゆる文系教科は実質授業時数が圧迫され、高校生用の教材では教育効果が低い。そこで、他高専の英語教員と共同監修で理工系学生に特化した教材を作成した。この教材は「英語の教科書で新たな知見を得る」という従来のコンセプトとは全く異なり、「小中学校で既習の理系事象を英語で説明するとこうなる」という視点で編集されており、四則演算で始まり化学反応、自然エネルギーと展開していく。
武田先生は、慶應義塾大学文学部英米文学専攻卒。県立高校を経て1994年から現任校。県立高校時代から職員室にPCを持ち込み「pen-palからkey-palへ」をモットーに海外姉妹校とのメール交換を活用した実践授業を展開、これが現在の諸活動の礎となった。2014年に反転授業を導入、現在はほぼ全ての授業を反転形式で実施している。自他共に認めるマック・フリーク。ADE class of 2019。
後半の「教育ICTなんでも3ミニッツ」は、聖徳学園中学・高等学校の品田 健 先生による、「Numbersで(ほぼ)無限メモ」。
品田先生は、東京学芸大学教育学部B類国語科卒。Apple Distinguished Educator class of 2015。桜丘中学・高等学校で副校長、次世代教育開発担当参与としてICTの導入・活用を担当。2017年4月より聖徳学園中学・高等学校にてICT活用、STEAM教育開発を担当。
□ 理工系学生に特化した英文読解教材の開発と反転授業の実践(前編)
最新ニュース
- ICTで学びを保障する“合理的配慮”シリーズ 第5回 「子どもたちを取り巻くゲーム環境の特徴と配慮点②」(2021年1月19日)
- 鴻巣市教委、全小中学校27校の児童・生徒・教職員向けICT基盤をマイクロソフトで刷新(2021年1月19日)
- Urban Innovation JAPAN、川西市とのプロジェクトで2社を採択(2021年1月19日)
- みらい翻訳、神戸市立葺合高校でAI翻訳ツール活用したワークショップを開催(2021年1月19日)
- 国立科学博物館、オンラインセミナー「サイエンスコミュニケーション初級編」開講(2021年1月19日)
- Go Visions、小中学生向けオンラインスクール「SOZOW」正式オープン(2021年1月19日)
- 「進研ゼミ 小学講座」オンラインライブ授業の無料体験を2月4日から開催(2021年1月19日)
- デジハリアカデミー、「オンライン授業の効果」に関するセミナー2月3日開催(2021年1月19日)
- C&R社、学生を対象に無料オンライン講座「デザイナー就活講座」開催(2021年1月19日)
- 城南進学研究社、オンラインガイダンス「難関大学合格の極意」を24日開催(2021年1月19日)