2019年10月3日
京都薬科大、AIによる学生支援サービスの試験運用を開始
京都薬科大学は、木村情報技術が開発した、AIが学生からの問い合わせに自動で応答するAIお問い合わせシステム「AI-Q(アイキュー)」の運用を、1日から試験的に開始した。
同大では、今年5月から、学内の問い合わせ業務に対するAIチャットボットの活用を木村情報技術と協議・検討。PoC(概念実証)で導入効果を検証することを目的に、AIチャットボットの試験的運用を決定した。
試験運用期間は10月~12月までの3カ月間で、この間に学生からの問い合わせやフィードバックの情報を蓄積する。
試験運用を始めるにあたり、同大では、これまでに事務局に実際に寄せられた学生からの問い合わせをパターン化し、約300のQ&Aを作成。このデータを「AI-Q」に組み込み、1日から全学生に向けて運用を開始した。
試験運用期間中に収集した学生からのフィードバックや利用状況を踏まえ、学修支援に貢献できると判断できれば、2020年度からの正式導入に向けた準備を進め、本格運用時には1200問の問い合わせに対応できるようになる。
このAIシステムの活用で、学生は24時間いつでもどこでも必要な時に必要な情報を手に入れることができ、大学とのコミュニケーションが取りやすくなる。
木村情報技術は、2005年の創業以来、医療分野を中心としたWeb講演会運営・配信サービスのパイオニアとして、地方の医師への新薬情報の円滑な提供などを行ってきた。2016年4月から人工知能ビジネスに本格参入、同年11月に「AI-Q」の販売を開始した。
関連URL
最新ニュース
- Barbara Pool、渋谷区教委が小・中学校の探究を集約する「My探究」サイトを公開(2025年12月24日)
- 「マイナビ 2027年卒 インターンシップ・キャリア形成支援活動に関する企業調査」結果発表(2025年12月24日)
- 山形市、高校生のAI学習を支援する「ガバメントクラウドファンディング」開始(2025年12月24日)
- 「第11回関西教育ICT展」出展企業募集中 説明会動画を公開(2025年12月24日)
- 鎌倉女子大学短期大学部、授業の一部をオンデマンドで受けられる「DX時間割」来春導入(2025年12月24日)
- ドローンショー・ジャパン、高校生ドローンレーサー山本悠貴選手「WTW全国大会2025」2連覇(2025年12月24日)
- ユードム、小学生向けプログラミング大会「ユードムチャレンジカップ2025」に特別協賛(2025年12月24日)
- 丸文、AIコミュニケーションロボ「Kebbi Air」の教育市場への本格参入始動(2025年12月24日)
- SCC、全国の学生927人が参加した「アプリコンペ2025」の受賞作品を決定(2025年12月24日)
- Google for Education、「生成AIの『普段使い』で実現するこれからの教育現場」2月開催(2025年12月24日)











