2019年10月29日
麻布大学、食のデータサイエンティスト育成のための教育・研究体制を強化
麻布大学は28日、食のスペシャリストに求められる新たなニーズに対応して、「食の安全」、「食の健康」、「食の情報」を3 本柱とした教育・研究体制を生命・環境科学部食品生命科学科で強化し、食のデータサイエンティストの育成を国内大学に先駆けて始めると発表した。
これまで食品生命科学科では、「食の安全」と「食の健康」分野の教育・研究に重点を置いてきたが、新たに「食の情報」分野を加えて、食のデータサイエンスに対応する人材育成をおこなうもの。
微生物環境から、栄養素の生体内代謝メカニズム、そして人々の生活環境まで、食と健康のサイエンスを幅広い視点から学ぶことができるユニークな体系的学習カリキュラムを用意。食に関する深い知識や洞察力のもと、データの収集や解析に必要な知識とスキルを身に付けた食のデータサイエンティストの育成を目指す。
食のデータサイエンティストは、統計・数理(数学)、コンピュータ(IT)、そして食の科学に関する知識が必要。ビックデータの収集や解析に必要な統計関連の数学的知識と、プログラミングや人工知能を活用できるコンピュータ関連の知識を養成するカリキュラムを整備する。また、同学の特色である少人数制による教育環境を活かして、数学関連の講座では、習熟度別クラスの採用により、学生個人の能力に応じた指導を行う。
今年度は公衆栄養学研究室をはじめ新たに研究室・教員の強化を行い、2022年度から本格的に教育を実施するための準備を進める。また学部・学科を越えて、全学の教員との連携・協力により、充実した教育体制を整備するという。
関連URL
最新ニュース
- 全国の学校施設づくり関係者と文科省がフラットにつながる「CO-SHA Slack コミュニティ」始動(2025年12月19日)
- eスタジアム、和歌山県主催・第2回「和歌山県高校eスポーツ選手権2026」に参画(2025年12月19日)
- 習い事や学習塾、8割以上の親が「子どもの成長につながった」と実感 =イー・ラーニング研究所調べ=(2025年12月19日)
- 子どもの新年の目標・抱負、8割以上の親が「達成のために助言や手助けをした」=栄光ゼミ調べ=(2025年12月19日)
- Biz Hits、理系出身者に聞いた「理系におすすめの職業」ランキング(2025年12月19日)
- デジタルハリウッド、neoAIと共同開発した壁打ちチューターAI「Ututor」が「生成AI大賞2025」優秀賞受賞(2025年12月19日)
- FC今治高校×三菱電機、「未来の理系人財」育成プロジェクトで共創ワークショップ開催(2025年12月19日)
- ARI、長岡技術科学大学でAIを使いこなす視点を学ぶ「キャリア形成研修」実施(2025年12月19日)
- 日本数学検定協会、「すらら国際デジタル算数/数学コンテスト2025」に数検3級から8級の英語版の問題提供(2025年12月19日)
- わけわけ、子どもの我流プログラミングを本物の教養へ変える「ゲームクリエイター探究講座」オンライン説明会開催(2025年12月19日)












