2020年12月1日
麻布大学、VRを活用した「国内初」の獣医外科学実習をスタート
麻布大学は11月30日、獣医学系大学で初の仮想現実(VR)技術を採用した教育を開始したと発表した。
同大獣医学部獣医学科・小動物外科学研究室の高木哲准教授が、獣医外科学実習の授業でゴーグル型のVRヘッドセットを使って360度カメラで撮影したVR動画を視聴することで高い臨場感をもって体験できるシステムを開発した。
VRを採用した教育は、医学・医療系で利用されている例はあるが、獣医学系では国内でまだ例のない先進的な取り組み。
獣医外科学実習は、外科手術に必要な器具・機材、減菌・消 毒法の手技について基本的な技術を習得し、外科手術の基礎を学び、実践する授業。
今回、VRヘッドセットに iPhone を装着してVR動画を視聴するシステムを開発し、24セット導入。360度カメラで撮影した3D動画を、同時に24人の学生が視聴できる。
学生は、VRの特性を活かした没入感のある、高い臨場感の3D動画で手術や処置の手技を学べる。全学生がベストポジションで視ることができ、実習に効果的な事前学習ができる。
また、VRヘッドセットを付けて頭を上下・左右に向きを変えると、連動して動画の視点が変わり様々な角度の視点から手術の様子などを視ることができ、手元だけでなく、全体の様子や雰囲気もわかり、一般動画では実現できない教育効果がある。
現在、VR動画は①イヌの去勢手術、②手術の準備・消毒、③気管挿管の3種類のコンテンツが用意されている。
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