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2019年11月22日
ジョリーグッド、日本医科大高度救命救急センターと「救命救急VR」を開発
ジョリーグッドは21日、日本医科大学附属病院高度救命救急センター(日医救命)と共同で、救命救急の現場を高精細VRサービス化した「救命救急VR」を開発した、と発表した。
「救命救急VR」は、日医救命に搬送されてきた実際の患者の集中治療を、360度カメラで収録し、症例とその治療法をVR教材化した。
時間が勝負の救命救急の治療では、1人の患者に10人以上のスタッフがつき、同時に違った動きをする。
「救命救急VR」では、これまでの2Dカメラでは追いきれなかった全スタッフの動きを、高精度360度カメラで余すことなくVR化している。
救命救急の現場を360度再現していることに加え、監修する日医救命の横堀將司医師の解説とバイタルモニター画面を合成して、治療のポイントと患者の状況を細かく把握しながら、集中治療を疑似体験することができる。
また、同社は、人体モデルなどの医療教育用シミュレータを販売する「京都科学」と共同で、「救命救急VR」と教育用シミュレータ、教育用シミュレータの練習法VRとのセット販売も開始した。
トレーニング方法とポイント解説を術者目線で体験できるVRコンテンツで、繰り返し体験することで、機器や手順の理解と正確な実習イメージを醸成する。
同セットの価格は、「心配蘇生トレーニングセット」が50万5000円~、「CVCトレーニングセット」が46万円〜、「導尿トレーニングセット」が男女各32万円〜。
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