2020年2月14日
川口市・コマーム・NTT東日本、「放課後児童クラブでのICT活用」の実証実験
埼玉・川口市とコマーム、NTT東日本の3者は、放課後児童クラブでのICT・IoTなどの技術の活用に関する実証実験を、同市の小学校の放課後児童クラブで、2月17日~9月までの長期にわたって実施する。
この3者は、昨年12月13日に、放課後児童クラブ分野のICT・IoTなどの活用連携に関する協定を締結。今回の実証実験は、この協定にもとづき、クラブ室の業務を効率化することで、支援員が児童と向き合う時間に集中できる環境を整え、支援員の負担軽減を図ることなどを目的に実施する。
実証実験では、NTT東日本のシステムをクラブ室に無償で試験的に導入し、データを収集、分析することで、効率化できる業務の整理や課題解決策などを検証する。
具体的には、保護者からの欠席連絡などで、スマホアプリなどを活用した放課後児童クラブ向けのアプリケーションを、保護者と支援員・補助員が活用し、安心で柔軟なコミュニケーションの実現を目指す。
また、児童の登室・降室状況をICT・IoT技術で自動的に把握し、効率的な状況把握の実現を図ることで、児童と支援員・補助員のふれあいの時間の充実を目指す。
実証実験の概要
3者協定の締結期間:2019年12月13日~2021年3月31日まで
クラブ室での実証実験期間:2月17日~9月まで
導入する施設:元郷南小・放課後児童クラブ[埼玉県川口市元郷2-15-20]
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