2022年8月1日
NEC×東北大学、「マイナンバーカード活用した教育デジタルID」の実証実験
NECは7月29日、東北大学とともに、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進による教育の変革を目指して、「マイナンバーカードを活用した教育デジタルID」の実現に向けた実証実験を行ったと発表した。
同実証実験は、教育デジタルID構想の有効性を検証するために、今年5月に実施。同大職員を対象に、①教育デジタルIDと連携したデジタル学生証の発行、②窓口における学生の本人確認の実証、③教室における授業時の出席管理、④顔認証による本人認証―を行った。
NECでは、教育に関するデータを安全・安心に利活用するため、マイナンバーカードを本人認証に利用した教育デジタルID構想(特許出願中)を企画・推進している。
一方、東北大では、学生・教職員が今まで以上に学業や教育・研究活動に専念できる場を提供することを見据え、「オンライン事務化宣言」を発表。
その実現のため窓口フリー、印鑑フリー、働き場所フリーを掲げた「業務のDX」や、学部入試での成績通知システムの導入、対面授業とオンライン授業を効果的に併用した授業などの取り組みによる「教育のDX」などを実施。
将来的には、先進的な学生サービスを共通IDでつなぎ、一人ひとりの行動や状況に沿う一貫したリアル体験を提供するデジタルな仕組みの実現を目指している。
今回、こうした両者の目的が一致したことから、同実証実験を実施。NECは、今回の実証実験結果を踏まえて、安全・安心なデータ利活用による教育分野のDXをより一層推進していく。
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